jinjerは、人事担当者の計360名を対象に、「リスキリングとeラーニング」に関する実態調査を実施した。
約半数がリスキリングに「取り組んでいる」「取り組む予定がある」
「リスキリングに取り組んでいるか」と質問したところ、「すでに取り組んでいる」(26.7%)、「今後取り組む予定がある」(21.1%)、「取り組むことを検討中」(16.1%)という結果となった。
また、「リスキリングに取り組む目的」を質問したところ、「社員のITリテラシーの強化のため」(38.3%)が最多。次いで、「業務効率化のため」(37.8%)、「IT人材が不足している」(36.5%)となった。
eラーニングの課題は「研修コンテンツの企画・作成」が最多
「リスキリングに取り組むための施策」を聞いたたところ、「eラーニングの活用」(32.2%)が最多となった。次いで、「社内研修(オンラインで講義)」(27.8%)、「外部研修(オンラインで講義)」(26.1%)が続く。オンラインを活用して、リスキリングに取り組む企業が多く見られた。
最後に、eラーニング実施企業に対し、課題に感じていることを聞いたところ、「研修コンテンツの企画・作成」(43.7%)、「深い理解や定着につなげるのが難しい」(40.2%)、「研修コンテンツの量の不足」(37.9%)、「研修コンテンツの質の不足」(37.9%)という結果となった。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査概要:企業のリスキリングに関する実態調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2024年2月22日~23日
- 調査対象:人事担当者 360名
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