エン・ジャパンは、同社が運営する新卒学生向けスカウトサービス「iroots」にて、26卒の大学生・大学院生を対象に「サマーインターン」についてアンケートを実施した。
26卒の8割が、6月時点で「インターンなどに応募・参加している」
26卒に就活を始めた時期を質問したところ、47%が「2024年4月〜5月」と回答。大学3年生・修士1年生に進級したタイミングで、就活を開始する学生が多いことが分かった。
続いて、現在(6月時点)、具体的にどのような就職活動をしているか聞いたところ、86%が「インターンやイベントなどへの応募・参加」と回答した。
サマーインターンシップの参加予定企業、平均「4.1社」
サマーインターンシップの参加予定社数を質問したところ、1人あたりの平均参加社数は「4.1社」となった。
サマーインターンシップの参加目的については、「本選考での優遇を期待するため」が56%と最多であった。
8割が、サマーインターンシップを「対面」希望
希望するサマーインターンシップの形式を聞いたところ、85%が「対面」と回答した。
希望の開催日数については、「2〜3日」が45%で最多となった。
エントリーするうえで重視すること、半数以上が「業界」
サマーインターンシップにエントリーする上で重視することは、「志望業界と一致している」が61%で最も多く、次いで「本選考への優遇がある」が57%と続いた。
参加したいコンテンツ、「早期の本選考」が最多
サマーインターンシップ後、特に参加したいと思うコンテンツを質問したところ、50%が「早期の本選考」と回答した。
また、「早期の本選考」を選んだ理由として、自由記述のコメントでは次の回答が寄せられた。
- 早期に内定をもらっておくことで、安心感を得たいから
- 早期に動いた分、周りの就活生に差をつけて内定を獲得したいから
- サマーインターンで得た会社情報や、雰囲気を知った上で選考に進むことができるから
- 早期に就職活動を終えることで、入社後に向けた準備期間を長く確保できるため
- 早期選考を行う企業は、人材獲得に力を入れている企業だと考えるから
- 博士課程で研究をする中で、どうしても就職活動にあてることのできる時間が限られているから
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査方法:インターネットによるアンケート
- 調査対象:irootsを利用する26卒の大学生・大学院生
- 調査期間:2024年6月18日~23日
- 有効回答数:191名
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