Nijiリクルーティングは、企業向け「LGBTQ eラーニング(性自認および性的指向に関する研修)」教材を刷新し、5つのプランを提供開始した。
![[画像クリックで拡大]](http://hz-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/6484/6484_1.png)
同教材は、企業の採用担当者・管理職・一般社員を対象とし、LGBTQに関する基礎知識や実務対応、職場環境の改善など、幅広いニーズに対応する内容だという。LGBTQの学習にとどまらず、社員の意識変革を促し、実践的な対応力を養うことを目的としている。同教材の提供プランは次のとおり。
-
プランA:全社員向けeラーニング
- LGBTQの基礎知識から職場での事例や対応まで、幅広くカバーするプログラム
- 対象:全社員
- 内容:LGBTQの基礎知識、職場での働きにくさの事例、アウティング、アライなど
-
プランB:管理職向けeラーニング
- 各職場でのSOGIハラスメントを防止し、職場のダイバーシティ推進を担う管理職に必要不可欠な内容に特化したプログラム
- 対象:管理職
- 内容:管理職に求められる役割、SOGIハラスメントの防止策、カミングアウト対応
-
プランC:採用担当者向けeラーニング
- LGBTQの求職者に対する適切な対応を学び、公正な採用プロセスを実現し採用に役立てるために必要な採用担当者に特化したプログラム
- 対象:採用担当者
- 内容:面接時のカミングアウト対応、求職者の抱える悩み事例、トランスジェンダー対応
-
プランD:LGBTQ当事者の体験談
- LGBTQ当事者(2名)が実際に語る体験談を通じて、LGBTQへの理解を深めるための動画
- 対象:全社員
- 内容:LGBTQ当事者の私生活や職場でのリアルな体験談
-
プランE:企業ニーズに応じたカスタマイズ動画
- 各企業の業界や文化に合わせた、オリジナルのeラーニングプログラムを設計
【関連記事】
・会社でセクハラを受けた経験のある男女は66.5% その内、4割が我慢、6割が退職—くらしテク調べ
・育児・介護休業法改正に向け、社内研修で活用できる動画・ワークシートなど教材を公開—東京都
・女性IT人材は仕事への満足度が高い一方、評価面でジェンダーギャップを感じている—パーソルHD調べ