Cheerは、同社が運営する就職活動ナビサイト「チアキャリア」において、企業と学生が1日就業体験を通じて交流できる新サービス「ワンデイトライアル」をリリースした。
ワンデイトライアルは、従来の形式的なインターンシップとは異なり、学生が企業のリアルな業務を体験することで入社後のミスマッチを防ぐ企業主導型の新サービス。ワンデイトライアルのメリットと開始までのフローは次のとおり。
ワンデイトライアルのメリット
- 学生のリアルな姿が見られる：1日を通して学生の性格、雰囲気、自社のカルチャーへの適応力を確認できる。面接だけでは見抜けない、より精度の高い採用判断が可能になるという
- 完全成果報酬型で実施が可能：初期費用などはなく、完全成果報酬型で導入できる
- 密度の濃いコミュニケーションを実現：学生と1日フルで関わることで、企業の魅力や社員の想いを直接、具体的に伝えられるという。オフィス環境、社員の働き方、チームの雰囲気など、企業のありのままの姿を学生に体験してもらうことで、言葉だけでは伝えきれない魅力を効果的にアピールできるとのことだ
- 高い意欲を持つ学生と出会える：企業の業務内容に興味を持つ学生のみがトライアルに参加するため、入社へのモチベーションが高い学生と直接会うことができる
- 入社後のミスマッチを防止：通常の1dayインターンではなく、実際の業務を体験してもらうことで、学生は入社後のイメージを具体的に持てる。これにより、入社後のギャップによる早期離職のリスクを軽減するという
ワンデイトライアル開始までのフロー
-
企業側でトライアル情報を公開
- チアキャリア上で、ワンデイトライアルの詳細情報（体験できる業務内容、開催日時など）を公開
-
チアキャリア面談を経てマッチした学生のみ応募
- チアキャリアのキャリアアドバイザーが学生1人ひとりと面談し、企業のトライアル内容と学生の志向性が合致すると判断した場合のみ応募可能
-
トライアル日程を調整
- 応募があった学生と企業で、双方の都合の良いトライアル日程を調整
-
トライアル実施
- 企業にて、学生が1日就業体験を実施
- 業務終了前にフィードバック面談を実施
【関連記事】
・26卒のインターン参加は「4～6社」が最多 参加後に印象が下がった企業があるは約4割—ジェイック調べ
・夏期インターンシップを「選考と結びつける予定」の企業は半数超 評価の紐づけは未定—i-plug調べ
・26卒の内定率、6/1時点で81.6％ 就活継続率は35％—インディードリクルートパートナーズ調べ
