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グローバル企業に高評価のLMS・eラーニング「CrossKnowledge」 ソフトスキル開発も強み

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CrossKnowledgeがソフトスキル開発に強い理由とは

——一般的なeラーニングでは、特定の業務や専門分野で必要なハードスキルを鍛えるイメージが強いですが、CrossKnowledgeではソフトスキル開発に強みを持っているそうですね。その理由を教えていただけますか。

川野辺 はい。次の図は世界経済フォーラムの「Future of Jobs Report」から引用したもので、AI時代にどういうスキルが必要なのかを表しています。

Future of Jobs ReportにあるAI時代に必要なスキル
Future of Jobs ReportにあるAI時代に必要なスキル
[画像クリックで拡大表示]

 「テクノロジーやデジタルリテラシースキルではAIに関するスキルが必須となってきており、クリティカルシンキング、対人スキルやリーダーシップスキルなどは、ずっと優先順位のトップであり続けています。近年優先度が上昇してきたスキルは、レジリエンス(適応、回復できる力)といったセルフコントロールを行うセルフマネジメントスキルです。

 その背景には、AIなどの新しいテクノロジーにより業務プロセスが過度に自動化され、人間の有用性や本質的な価値を感じられなくなってきている状況があるようです。その結果、 孤立し、孤独を感じるケースなども増えてきていて、アメリカではすでに問題になっているそうですね。テクロノジーが進化すればするほど、人間的な要素が重要となってくるわけです。

 だからこそ、CrossKnowledgeではソフトスキル開発を重視していますし、ここに挙げられている4つの領域のソフトスキルはCrossKnowledgeで習得できるようになっています。

——とはいえ、ソフトスキルをeラーニングで強化するのは難しくありませんか。

川野辺 そのため、クロスナレッジ社では効果的にソフトスキルを身に付けるための学習デザインとして「ファシリテッドラーニング(ガイド付き学習)」というものを推奨しています。ファシリテッドラーニングは「1. 理解→2. 実践・試行→3. 振り返り→4. 共有→5. 次ステップ」という5つのステップで進めていくのですが、これを1人で完結するのは難しいので、CrossKnowledgeのSNS機能を使ってチームメンバーとコメントし合って学習状況を共有できるほか、我々がコーチとして内省のお手伝いをすることが可能です。

 また、CrossKnowledgeの「Blendedx」という機能を使えば、インプットとアウトプットを意識した、ガイド付き学習を実現しやすい研修コースを設計することもできます。

 もう1つ、パーソナライズ学習を実現する「CK-Connect」という機能もソフトスキル開発に大いに役立ちます。CK-Connectでは、68の質問に答えてもらい、パーソナリティタイプを診断します。すると、「あなたの強みはこれで、あなたの弱みはこれです」といったレポートが出力されるとともに、132のコースの中から、1人ひとりに最適なおすすめコンテンツが自動で提示されるようになっています。また、レポートは上司やチームメンバーと共有できますし、互いの関係性に関するレポートまで出てきます。

CK-Connect
CK-Connect
[画像クリックで拡大表示]

 ある美容系のお客様では、CrossKnowledgeに乗り換えてCK-Connectを活用した1on1を実施した結果、受講率が5%から100%になったと伺いました。これはCK-Connectが最適なコースに絞ってリコメンドしたことと、レポートをきっかけに「僕らのコミュニケーションにはこんな癖があるみたいだから、このコンテンツを一緒に受けてみようか」といった会話ができるようになったことで、学習の動機付けができたからではないかと考えています。

——興味深いですね。ちなみにソフトスキルを高めることで、どんな効果が得られるのでしょうか。

川野辺 ソフトスキルは数値化するのはなかなか難しく一概にはいえませんが、あるメーカーのお客様の事例を挙げさせていただきますね。その会社では、中国と東南アジアと日本において、幹部育成のために、リーダーシップやコミュニケーションに関する共通のコンテンツを、中国語・英語・日本語で展開されたそうです。すると、顕著な結果が出たのが中国で、1年後の離職率が明らかに下がったとのことでした。3ヵ国で集合研修をすると相当なコストがかかりますし、デジタルを活用してそのような効果が得られたのは、大きなメリットではないでしょうか。

——そのとおりだと思います。では最後に、今後のCrossKnowledgeの動向や、御社の展望をお聞かせください。

 機能的なところでは、今後、グローバルなタレントマネジメントシステムであるWorkdayとAPI連携する予定です。これにより、さらなるパーソナライズ学習が実現し、学習者エンゲージメントも高まり、それぞれの成長につなげていただけると思いますので、CrossKnowledgeの日本の総販売代理店として、我々もこれまで以上に尽力していきたいと思っています。

川野辺 CrossKnowledgeのLMSはあくまでもプラットフォームであり、eラーニングはコンテンツでしかないので、それだけでお客様の人材育成にまつわる課題を、すべてを解決できるわけではありません。我々が本当にやるべきことは、それらを活用し、他の要素も組み合わせながら成果につながる人材育成ソリューションをデザインすることだと思っています。そのためには、ファシリテッドラーニングなど、単なるLMSやeラーニングの提供では終わらない、グローバルレベルの人材を育成できるCrossKnowledgeの普及に貢献していきたいです。

CrossKnowledgeについて

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

フリーライター。IT系企業のマーケティング担当を経て2010年8月からMarkeZine(翔泳社)にてライター業を開始。2011年1月からWriting&Marketing Company 518Lab(コトバラボ)として独立。共著に『ひとつ上のFacebookマネジメント術~情報収集・人脈づくり・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

北浦 汐見(キタウラ シオミ)

都内のスタジオに勤務後独立。ポートレート、取材、料理撮影等、都内を中心に活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾品会社の社員、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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