エン・ジャパンは、同社が運営する人事・採用担当者向け情報サイト「人事のミカタ」にて、企業の人事担当者を対象に「面接官」についてアンケート調査を行った。
人事の6割以上が面接官として研修を受けたことない
面接官の経験がある人事担当者179名に、面接官としての経験年数を聞いたところ「10年以上」(37%)が最多であった。1年間に面接官を担当する回数は「1~5回」(34%)が最も多く、次いで「21回以上」(28%)が続く。
また、面接官としてのトレーニングや研修の受講経験を尋ねると「ある」と回答した人は36%にとどまり、研修を受けたことがない人のほうが多い結果となった。

なお、トレーニングや研修の内容として最も多かったのは「講義形式の研修・セミナー」(27%)であった。

社内で面接官を担当できる社員数、ボリュームゾーンは「3~5人」
「貴社では、面接官を担当できる方は何人いますか?」と質問したところ、ボリュームゾーンは「3~5人」(53%)ですが、従業員規模による違いが見られた。従業員数が1~9名の企業では半数が「1人(自分のみ)」と回答した一方、10名~299名までの企業群では「3~5人」が最多であった。300名以上の企業では「11人以上」が最多となり、従業員規模の大きさに比例して、面接官の人数が増える傾向にある。

続けて、面接のサポートとして使用しているツールやシステムについて質問した。約半数の企業が「適性テスト」(48%)、「オンライン面接ツール」(48%)、「面接評価シート(紙・デジタル)」(45%)を使用している一方、4社に1社は「特に使用していない」(25%)と回答した。

81%が感じている面接官としての悩み
「面接官として悩みを感じることはありますか?」と聞くと、81%が「ある」と回答した。具体的な悩みの上位は、「候補者の能力や適性を正確に見極めるのが難しい」(84%)、「候補者の本音や意欲を引き出す質問が難しい」(70%)であった。

続けて、面接官としての悩みがある人に対策を聞いたところ、最多は「候補者の回答を深掘りする質問を準備する」(53%)であった。

なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査方法:インターネットによるアンケート
- 調査期間:2025年7月15日~8月6日
- 調査対象:「人事のミカタ」を利用する企業
- 有効回答数:179社
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