大阪ガスは、中期経営計画2026で掲げる「従業員の輝き向上」を目指す取り組みの一環として、10月より新たな人事関連制度を導入・拡充すると発表した。
同社はこれまで、適所適材の配置に向けたタレントマネジメントの実践、従業員1人ひとりのキャリア形成支援など、さまざまな取り組みを推進。4月には、従業員の一層の「挑戦・成長」を支援し、個の活性化を推進することを目的とした人事制度の改定を行った。
今回、これまでの取り組みに加え、従業員の早期育成やモチベーション向上、長期にわたる業績貢献、育児・介護支援などを主な目的として、新たな人事関連制度の導入・拡充を行う。具体的には、海外経験機会の拡充や資格取得支援、リカレント休業、内定者向け育成施策の導入などによりキャリア支援・成長機会を強化するという。
また、保育園料の補助、介護事由による週休3日制度の導入といった休暇・福利厚生制度の拡充により、挑戦意欲を支える安心感を担保するためのライフサポートも行うことで、従業員の「挑戦と成長」をより一層後押しするとのことだ。
10月以降、導入・拡充する人事関連制度は次図のとおり。
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