TalentXは、中途採用に関わる人事担当者219名を対象に「採用マーケティングに関する実態調査」を実施した。
約9割が新たな採用手法の必要性を感じている
まず、「求人広告」や「人材紹介」以外の新たな採用手法の必要性を聞いたところ、「強く感じる」(39.7%)、「やや感じる」(47.5%)と、約9割が従来の採用チャネル以外の手法を求めていることが分かった。
現在実施している採用手法を質問したところ、「求人広告媒体」(76.7%)が最多。次いで、「リファラル採用」(58.4%)、「人材紹介・ヘッドハンティング」(58.4%)、「SNSや動画」(47.9%)が続いた。
前年比で予算増となった採用ツールやサービスは、採用マーケティング領域が上位に
前年比で予算増となった採用ツールやサービスは、「RPO(採用代行サービス)」(54.4%)が最多。次いで、「採用MAサービス」(51.2%)、「動画作成サービス」(49.2%)、「オウンドメディア作成ツール」(48.4%)、「ATS(採用管理サービス)」(47.9%)が続く。
最後に、採用マーケティングの知識・スキルを持つ人材確保について聞いたところ、「強く感じる」(43.4%)、「やや感じる」(44.3%)と計87.7%が必要性を感じていた。採用マーケティングを推進するうえで、専門的な知識やスキルを持つ人材強化への期待が高まっているという。
なお、同調査の概要は次のとおり。
- 調査名:採用マーケティングに関する実態調査
- 調査対象:従業員数500人以上の会社で働く中途採用に関わる人事担当者
- 有効回答数:219名
- 調査期間:2025年9月18~19日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査主体:株式会社TalentX
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