HRTheoryは、育休前から育休中、復職準備までを一貫して支援するオンボーディングサービス「onBoardly for Parents」を新たに提供開始した。
近年、働き方の多様化を背景に、男女ともに育児休業の取得率が上昇している。女性では86.6%、男性は40.5%に達し、長期育休取得事例も増加傾向にある(厚生労働省 2024年の調査)。こうした状況で、育休取得による長期のブランクが、復職時の不安や職場との関係断絶につながりやすくなっている。企業側も育休制度の整備は進めているが、復職に向けた心理的・実務的な支援が十分とはいえない。
また、内閣府調査では、男性育休取得者の一部が「社会から孤立している感じがしたため、仕事ができるのか不安だった」と回答するなど、多くの育休取得者が復職への不安を抱えている実態が明らかになっている。労働力不足が進む中、育休取得者の円滑な職場復帰や能力発揮を支援する仕組み強化は、人事にとって重要な課題だ。
onBoardly for Parentsは、こうした課題の解消を目的に開発された。サービスは、①育休前準備、②育休中、③復職準備の3フェーズごとに機能を提供。たとえば、育休前には必要なタスク整理や、チームからのお祝いメッセージを通じて不安の緩和とコミュニケーションを支援。育休中は、人事・上司・チームとの専用チャット機能、社内ニュース共有、AIによる社内規程Q&A、メンタルやモチベーション定期チェックなどにより、休業中も孤立を感じさせない。
復職準備段階では、復職タスク管理や新たな配属先・上司・メンバーのプロフィール共有、復職前に「おかえりなさい」メッセージが届く体験設計を用意。これらによって、育休取得者がスムーズに復職し、早期に活躍できるよう手助けする。
主な機能は次のとおり。
- 休業・復職ドキュメント
- 業務や休業・復職に必要なドキュメントを一元管理し、制度などについて確認できる。
[画像クリックで拡大表示] - AIによる24時間体制の社内Q&A
- 「育休手当の申請はいつまで」といった疑問に、AIが社内ドキュメントをもとに即答。
[画像クリックで拡大表示] - ママパパコミュニティ
- 男女問わず育休取得者同士が相談や交流・情報共有でき、不安・孤独感も払拭する。
[画像クリックで拡大表示]
なお、利用開始に際しては、問い合わせ後最短3営業日で導入可能。サービスは育休を起点に設計されているが、療養、海外帯同、介護など、他の休職にも活用できる仕組みとなっているという。
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