キャメルによれば、就活者からの問い合わせ対応は、その多くをメールや電話で対応してきたが、その人員のコストや時間外の対応など、多くの課題が存在していたという。問い合わせ対応をAIが担うことにより、人件費のコストダウンや、時間や場所にとらわれない対応が可能とする。
「Edia for リクルート」は、就活者からよく聞かれるであろう質問に対する答えをあらかじめ学習している。就活者が直接企業の採用担当者に聞くことは難しいと思われる「サービス残業はありますか?」「30歳の年収はいくらになりますか?」といった質問の答えを、AIキャラクターを模したチャットボットを介して行う仕組みだ。
加えてオプションには、AIによる自動翻訳を実装可能なので、英語や中国語などの外国人からの問い合わせにも対応できる。
その他の概要は次のとおり。
- 計100問の学習済みAI
- 就活者からの問い合わせのログの提供
- 問い合わせに対する回答を自由に変更可能
- AIキャラクターによる会話の進行
- 既存ホームページへの埋め込みチャットデザイン
- 別ウィンドウで開くチャットデザイン
価格は、初期導入が30万円、月額費用が10万円(共に税抜き)。
なお、現在トライアルキャンペーンを実施中で、3か月トライアルプランを50万円(税抜き)提供している。このプランは、申し込みから3か月間、標準プランの機能をすべて利用できるというもの。2018年1月末日までに申し込むと適用される。