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2024年2月1日(木)12:00~17:40

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転職エージェントに聞きました | #1

エンジニア求人では組織・技術などの情報開示が重要、働き方をイメージできると入社確度は高まる――レバテックキャリア 西澤 貫氏

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 良いITエンジニア採用をしたい。昨今なかなか難しいが、求職者と求人企業の間でマッチングを行っている転職エージェントならば、この点に関する知見や情報を持っているのではないか――本稿では、最近のエンジニア求職者の動向や良いエンジニアを獲得するためのポイント、さらにどのように求職者と求人企業をつなげているのかについて、レバテックキャリアの西澤 貫氏に尋ねてみた。

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若年層の応募はここ3年で約7倍に増加

――御社のサービスについて教えてくださいますか。

 レバテックは、ITエンジニアとクリエイターに特化したエージェントです。主にフリーランスと正社員(新卒も含む)を対象に、ライフステージに合わせて転職やキャリア全般のお手伝いをさせていただいています。フリーランスの支援は業界最大規模です。採用側となる求人企業は多様化しており、IT企業だけではなくメーカーやベンチャーまで広がっています。

――西澤さんはどんなことを担当しておられますか。

 レバテックキャリアでは、転職希望者の相談を受けるキャリアアドバイザー、エンジニアやクリエーターを求める企業人事に対応するリクルーティングアドバイザーに分かれています。私は前者のキャリアアドバイザーチームのマネジメントを担当しています。

西澤 貫氏
西澤 貫(にしざわ・とおる)氏
レバテック株式会社 ITリクルーティング事業部 キャリアアドバイザーグループ グループリーダー キャリアコンサルタント。
大学卒業後、大手人材会社を経て、レバレジーズ株式会社へ入社。前職ではWeb・通信業界を中心に、エンジニアから事務職まで幅広い職種のキャリアを支援。現在はレバテックキャリアのリーダーとして年間200名超のエンジニアと面談を行い、若手からベテランに至るまで、幅広い世代へ転職成功のためのノウハウを伝えている。これまで関わってきたエンジニアは4000人にのぼる。キャリアコンサルタント資格保有。

――エンジニアの採用市況はどうでしょう?

 ここ数年を見ると、求職者は登録数が増えてきているだけではなく、層が厚くなりバラエティに富むようになってきています。求人を出したい企業の問い合わせも増えてきています。一般に言われているように、現在は明確な「売り手市場」です。採用側は従来の「待ち」ではなく、攻めの姿勢で、現場も絡めながら積極的に採用活動していく必要があります。

――求職側で、最近の変化にはどのようなものがありますか。

 25歳までの若年層からの応募が増えています。大卒なら入社して3年程度、専門学校卒だともう少し社会人経験が長い方々で、レバテックでは若年層の方の登録が、ここ3年で約7倍増えています。

 近年では転職のためのチャネルが増えてきており、SNSから転職につながるケースもありました。また、プログラミングをオンラインで学べるサイトやスクールなど、未経験でもキャリアチェンジを可能とするサービスが増えてきています。こうした外部環境の後押しもあると思います。

――キャリアチェンジしてエンジニアを目指す人の動機には何があるのでしょう?

 「手に職を」の方もいれば、仕事を通じてITの進化を実感した、エンジニアと仕事をして「自分もエンジニアになりたい」と思った方もいます。また、最初の就職ではエンジニアに就けなかった人が「やはりエンジニアになりたい」とチャレンジするケースもあります。

―― 最近だとAIブームも注目が高まる後押しになっているのでしょうか。

 登録時のヒアリングでは、「マシンラーニング」や「AI」というキーワードに関心をお持ちの方が増えています。最新技術を駆使してインパクトのあるサービスに携われる可能性や、今後も発展が見込まれる領域のため大幅な年収アップが想定されるなど、注目度は高いです。キャリアチェンジを目指し、スクールに通われている方もいらっしゃいます。

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。 Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

市古 明典(IT人材ラボ ラボ長)(イチゴ アキノリ)

1972年愛知県生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、資格学...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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