お話をうかがった方
- 外川 龍基氏(株式会社LOB Employee Experience室 人事部門 マネージャー)
- 片岡 晃正氏(ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 IT部門 アソシエイト ディレクター)
- 中土井 秀人氏(ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 IT部門 コンサルタント)
※所属などは取材当時(2019年6月28日)のもの
まず「どんな会社か」を知ろうとする姿勢が信頼感につながった
――LOBは、楽天グループの一員として広告プラットフォーム開発を担っている、テクノロジー志向の企業です。そもそも外川さんが、ロバート・ウォルターズ・ジャパンと組んで求人活動をしようと思ったきっかけは何だったのでしょうか。
外川龍基氏(以下、外川):初めは、ロバート・ウォルターズ・ジャパンさんというこだわりはありませんでした。以前はリファラル中心の採用だったのですが、今後はきちんと転職エージェントを活用してみようと、大手から中小までいろいろなエージェントと会ってみたのです。その中で、結果的に連携を強固にしていったのがロバート・ウォルターズ・ジャパン(以下、RWJ)さんでした。
理由は、一緒に仕事をしてみて、いちばん心地よかったからですね。具体的にはスピード感やコミュニケーションツールの柔軟性など、相性の良さを感じました。また、最初に当社について非常に熱心に質問をしてくれて、その後もテレカンなどを通じてこまめにコミュニケーションを取り続けてくれたことが信頼関係につながっていきました。
――LOBから必要な人材のリクエストや条件を伝えるにあたっては、何か工夫などはしましたか。
外川:具体的な要件などはむしろ後回しにして、まずはLOBの創業の経緯やこれまでの歴史、事業目標などを詳しく説明しました。最初にヘッドハンティングの実績などを聞かされることも多いのですが、正直こちらとしては「その前に、お互い話すことがあるでしょう」と。その点、RWJさんは仕事を始める前提として、当社のことを細部まで知る姿勢を見せてくれたことには、パートナーとしての安心感を抱きました。
中土井秀人氏(以下、中土井):私たちとしても、初めてのお客様に会社のバックボーンからきちんとお話いただけたのはありがたかったですね。私たちはご紹介する人材(転職候補者)に、応募先となる企業のことを詳しく説明する必要があります。それだけに募集するポジションの職責や必要なスキルだけでなく、基本的な事業目標や沿革などをぜひ伺っておきたいのです。