ORACLE MASTERとは
ORACLE MASTERは、リレーショナルデータベース製品「Oracle Database」の管理者を対象にした資格です。Oracle Databaseを用いたデータベースの構築から管理、保守・運用までを行える技術を有していることが認定されます。現在、Oracle Databaseのバージョン11gおよび12cを対象とする資格が実施されており、両バージョンとも「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4つのレベルに分かれています。それに加え、「Expert」などのある技術に特化した技能を認定する資格もあります。
ORACLE MASTERは、実は日本国内だけで通用する資格名です。世界各国で通用するグローバル資格とは別扱いになっています。ですが、ORACLE MASTER資格を取得すると、それに対応するグローバル資格も同時に取得できるようになっています。ORACLE MASTERを取得すれば、そのまま世界中で通用する資格も得られるわけです。
また、12c対応資格になり、ミドルレベル資格のSilverとハイレベル資格のGoldで、試験範囲に大幅な変更が行われました。これまでGold資格試験の範囲に含まれていたInstallationが、Silver資格試験に降りてきました。エントリーレベル資格であるBronzeの試験はほぼ変更なしです。
Bronze資格
ORACLE MASTER Bronzeは、データベース管理者としての第一歩となるエントリーレベルの資格です。運用管理ツール「Oracle Enterprise Manager」などを活用し、データベース管理者として必須の管理者業務を行うための知識があることを証明します。
現在、取得のための試験が行われているOracle Databaseのバージョンは、11gと12cです。
資格名 | ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12c |
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試験 |
下記1.と2.の2試験の合格が必要です。
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取得条件 | なし |
サイト | オラクル認定資格 Bronze |
資格名 | ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 11g |
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試験 |
下記1.と2.の2試験の合格が必要です。
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取得条件 | なし |
サイト | Oracle Database 11g 管理者 |
合格が必要な試験の概要
資格を取得するのに合格が必要な各試験の概要は次のとおりです。詳細やテストで問われる項目などの最新情報は、日本オラクルの「詳細ページ」でご確認ください。
11g SQL基礎I[11g SQLI](試験番号:1Z0-051)
- 試験時間
- 120分
- 出題数
- 66問
- 合格ライン(変更される場合あり)
- 60%
- 出題形式
- CBT(Computer Based Test)による多肢選択式
- 試験料
- 13,600円(税別)
- オンライン試験料
- 13,600円(税別)
Bronze SQL基礎I[Bronze SQLI](試験番号:1Z0-017)
- 試験時間
- 90分
- 出題数
- 40問
- 合格ライン(変更される場合あり)
- 70%
- 出題形式
- CBT(Computer Based Test)による多肢選択式
- 試験料
- 13,600円(税別)
- オンライン試験料
- 13,600円(税別)
12c SQL基礎[12c SQL](試験番号:1Z0-061-JPN)
- 試験時間
- 120分
- 出題数
- 75問
- 合格ライン(変更される場合あり)
- 65%
- 出題形式
- CBT(Computer Based Test)による多肢選択式
- 試験料
- 13,600円(税別)
- オンライン試験料
- 13,600円(税別)