同社は、2016年より展開しているプログラミングスキルチェックツール「track」を通じて、エンジニアの10万受験以上のスキル評価データを保有している。今回リリースを開始した「athletics」は、このtrackで蓄積されたエンジニアスキル評価データと、これまでに培ってきたエンジニア候補者体験フロー設計のノウハウを集約して開発した。
athleticsには、次の3つの特徴があるという。
- 実践的なプログラミングチャレンジを通じたスキル判定
- athleticsに登録した求職者はサービス上で出題される公式のプログラミングチャレンジに挑戦でき、解答を提出することでスキル判定を受けられる。登録企業はこれらのスキル判定の結果や、解答のソースコードデータ、ランキングなどの情報をもとに、候補者に直接オファーを送ることができる。
- 企業独自のチャレンジ(問題)でブランディングおよびタレントプール作成
- 企業は自社独自のプログラミングチャレンジやデータサイエンスチャレンジを作成し、公開できる。オリジナリティの高いチャレンジを公開することで、候補者のタレントプールを作成できる。
- スキルに見合った候補者に企業がオファーを送る(2020年より提供開始)
- 企業は履歴書に記載される学歴や年齢などの基本情報だけではなく、候補者がどういった分野の能力を持っているのか、どのようなチームで活躍できそうかをイメージしながらオファーできる「ダイレクトリクルーティング機能」により、効果的な採用につなげられる。また、候補者としても、面接や履歴書ではアピールが難しいスキルを企業に積極的にアピールできる。
なお、athleticsのブランドロゴについて同社では、プログラミング技術を競い高め合うことを応援する想いから、“高みを目指す者”の栄誉とも言える「表彰台」をモチーフに、スピード感を想起させる斜体のシルエットでロゴをデザインしたという。同社のtrackはブランド全体として、常に成長し続けるエンジニアを「走り続けるアスリート」として賞賛し、陸上競技をモチーフにしたビジュアルイメージ設計をしている。