人材不足は深刻化する一方である。2017年には121万人だった人手不足の数が、2030年には644万人まで増える予測もある(パーソル総合研究所・中央大学「労働市場の未来推計2030」)。その解決策として、遠隔人材の採用および生産性向上が期待できるリモートワークへの関心が高まっているが、企業のリモートワークの導入率は19.1%(総務省 平成30年版「通信利用動向調査」)にとどまっている状況だ。また、リモートワークを導入している企業の中では、制度が活用されていないケースや、事業戦略としての重要性が全社に浸透していないケースなど、様々な課題がある様子が見受けられるという。
そうした課題に対し、キャスターは同社が創業以来蓄積してきたリモートワークのノウハウを、コンサルティングサービス「Caster Anywhere」を通じて提供する。これまでは一部の関係会社に限定して提供していたものを、同社経営陣によるコンサルティング体制を強化して本格的に展開する。
Caster Anywhereでは、月10時間のコンサルティングをオンライン会議サービスを通じて提供。ヒアリングによるクライアントの現状把握から、組織設計、採用計画、人事制度、IT導入・定着、働きがい向上、会議・資料作成のムダ削減まで、同じ課題を解決してきたキャスター経営陣がハンズオン方式でノウハウを提供する。コンサルタントは、キャスター 代表取締役 中川祥太氏、同 取締役COO/株式会社bosyu 代表取締役 石倉秀明氏、同 執行役員/株式会社クロスリバー代表取締役社長CEO 越川慎司氏が務める。