ジンジブは、新卒採用担当者を対象として、2021年卒の高校生の新卒採用募集人員の増減や、高卒採用の活動内容に関する調査を実施した。調査期間は、2020年09月16日~9月23日。431人から回答を得た。
高校新卒採用の募集人数について「前年より増やす」が22%、「前年と同じ」が47%。大卒採用と比較し、高校新卒採用の方が募集人数増減の影響が少ない結果となった。
一方、大卒新卒採用の募集人数については「前年より増やす」が17%、「前年と同じ」が42%で、高校新卒採用と比較すると前年より減らすという回答が9ポイント高くなっている。
高校訪問を行ったか質問したところ、「実施した」が62%、「実施していないし、実施予定もない」が25%だった。
また、高校訪問量は「1~9校」が39%、「10~19校」が24%だった。
高校への求人票発送を行ったか質問をしたところ、「実施した」が68%、「実施していないし、実施予定もない」が16%だった。
高卒への求人票発送量は「1~9校」が31%だった。昨年度と比較すると、「求人票発送の量を増やした」32%と「変わらない」45%と合わせて77%を占め、求人票発送の活動が強まったといえる。
県外に対する採用活動について質問をしたところ、「実施した」が48%、「実施していないし、実施予定もない」が39%。
県外に対する採用活動で行ったことを質問したところ、1位が「高校への求人票発送」75.7%、2位が「高校訪問」55%、3位が「高校へ電話」48.6%という結果になった。
オンライン職場見学の受け入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が33%だった。
また、オンライン職場見学には何名参加したか質問したところ、最も多いのが「4~9名」と「100名以上」で18%、次いで「20~49名」と「50~99名」で15%となった。
面接の受け入れ準備は行っているかを質問したところ、「準備できている」が41%だった。
21卒年度の高卒採用で不安に思っていることを質問したところ、1位が「思うような採用活動ができていない」39.2%、2位が「応募が来るかどうか」34.9%、3位が「高校訪問に行けていない、行動量が少ない」34.1%だった。
コロナの影響が、高卒の採用活動のどの部分に影響を及ぼしているかを質問したところ、1位が「高校訪問」50.9%、2位が「教員との接点」45.7%、3位が「生徒との接点」40.1%となった。