ウォンテッドリーは、つながり管理アプリ「Wantedly People」利用ユーザーに対し、2020年9月7日から10月7日にかけ、アプリ内投票機能による「with/afterコロナの仕事に対する意識調査」を実施。延べ5万2416名からの回答を得てその結果を発表した。
調査結果は以下のとおり。
- 上司や同僚がいたほうが手を抜かずに作業できるか
- 上司や同僚がいたほうが手を抜かずに作業ができる割合は職種によって2.3倍ほどの差があり、40代は20代の63%ほどという結果になった。
- 「挑戦」の醍醐味と、「金銭」による報酬、よりやる気が湧くのはどちらか
- 39%が「金銭」による報酬よりも「挑戦」の醍醐味にやる気が湧くと回答。「挑戦」にやる気が湧く割合は、20代は40代の1.4倍ほど大きいという結果になった。
- コロナ以降、あなたの頑張りは会社に伝わりづらくなったか
- 33%がコロナ以降、頑張りが会社に伝わりづらくなったと回答。職種別ではマーケティングが人事の2倍ほど「伝わりづらくなった」と回答した。
- 定型業務の繰り返しで、新しい挑戦がない環境に満足できるか
- 定型業務の繰り返しで、新しい挑戦がない環境に満足できる割合は20代が最も少なく、50代は20代の1.5倍ほど「満足できる」と回答した。
また、調査結果の発表と同時に、モチベーションの観点からこれからの時代の組織づくりに関するウォンテッドリーの考えをまとめた資料『自律型組織の作り方』を公開した。同社は、2010年に出版されたダニエル・ピンク氏による「モチベーション3.0」の思想を「組織実装」に向け再定義を行い、創業時からプロダクト開発、自社の組織づくりに反映させてきた。同資料では、モチベーション高く自律的、自発的に動く組織はどう作ったらよいかを、過去の研究結果や調査結果を引用しつつ、ウォンテッドリーが実践してきた内容をまとめたものとなっている。