トリプルバリューは、エンゲージメントカードの新しいバージョンである「エンゲージメントカードplus」の発売を開始した。同カードはクラウドファンディングで890%超の目標達成をしたという。
エンゲージメントカードは「自分らしさ」と「チームらしさ」を発見できるカード。自分と対話し、チームで対話(ダイアログ)することで関係性の質を高めるとともに、心理的安全性を高めて信頼関係を築き、チームワークを強くしていく。ゲームをしているような感覚で、88枚のカードから自分の大事にしている7枚の価値観を選び、共有することで自然と対話が生まれ、お互いの価値観を知ることができる設計になっている。
また、それにより「価値観を自己発見・認識」→「自己開示・自己表現」→「他者受容」→「自己肯定感」→「自己効力感」のステップを踏むことが可能となり、自己効力感の高まりが期待できる。
エンゲージメントカードには、大企業の人事担当者だけではなく、中小企業の経営者や大学・高校・中学校の教育機関などからも問い合わせがあり、その中に、言葉の意味や説明などを加えてほしいという要望が挙がっていた。言葉の解釈やとらえ方、定義をそれぞれの言葉で説明することで相互理解につながるということがエンゲージメントカードの醍醐味の一つだったが、生徒や学生、若手社員の中には単語だけから連想するのは難しいところもあるという意見が寄せられていた。
そこで同社は、そういった要望に応えるために、説明文をプラスしたバージョンとしてエンゲージメントカードplusを開発。企業における1on1やチームビルディング、研修はもちろん、大学・高校・中学校などの教育機関でも導入しやすいよう、価格を2990円(税込み)としている。
なお、同社では、クラウドファンディングからスタートしたエンゲージメントカードが、予想より多くの人々から支援されたことを受け、その恩をつないでいきたいという想いから「恩つなぎプロジェクト」としてエンゲージメントカード1個につき100円の寄付を行っている。今後も社会貢献を掲げる団体に幅広く寄付を行っていくという。