Fringe81 Uniposカンパニーは、組織に蓄積されるUniposの投稿や拍手のデータから組織内のコラボレーション状況を察知して、組織の健康を増進する指針となる新しい組織診断「組織コンディション事前察知レポート」を、Uniposのオプションサービスとして提供を開始する。
テレワークにより従業員の状態が見えづらくなり、心の健康への懸念が高まる中では、問題を減らすアプローチよりも、組織のコンディションが変化する兆候を事前に察知して、問題を未然に防ぐアプローチが、組織の健康を増進する上でより重要となってきている。
Uniposには感謝や賞賛の投稿、共感の拍手といった組織内のつながりの履歴がデータとして蓄積されている。これらのデータを活用することで、チームの一体感が強くなる良い兆しや、バラバラになってしまう悪い兆しなど組織コンディションの変わり目を察知できる。さらに、Uniposの利用データは日々蓄積されていくため、アンケートの準備や回答の手間を掛けずに、組織の健康状態も察知することが可能となる。
「組織コンディション事前察知レポート」は、これまでβ版として一部の導入企業様で検証を繰り返し、組織改善のための有用性を確認してきた。具体的には、Uniposの投稿数(つながり)と投稿内容の質から、組織のコラボレーション状況を4つに大別する。自社のコラボレーション状況を時系列や部署別で比較することで、組織内で起こっているコラボレーションの変化をより早く察知して、組織改善の先手を打てるようになる。
また、管理職がメンバーに送ったUniposの投稿回数や、メンバーの投稿に対する拍手の割合などから、積極的にメンバーと関わり組織改善を行っている管理職を察知。これにより、管理職の貢献にスポットライトを当てモチベーションが向上するだけでなく、マネジメントノウハウの共有などができるようになる。
組織コンディション事前察知レポートの開発にあたり、β版の検証に協力したトヨタ自動車TC第2車両開発部の鈴木 康司氏は以下のように述べている。
「我々は、三遊間を拾い支え合う組織を目指し、メンバーの人間力を養うためUniposを活用しております。Uniposを通して“感謝を伝え・素直に褒める”環境を醸成するだけでなく、組織コンディション事前察知レポートを活用することで、工数を掛けずに組織内の”つながりを可視化”して組織の健康状態を察知できるようになるので、とても有用だと期待しています」(鈴木氏)