IoT(Internet of Things)とは、モノのインターネットと言われる技術。パソコンやスマホなどの通信機器だけに限らず、すべて「モノ」が集めたデータをインターネット経由で収集・分析し、その結果がフィードバックされることで、日常生活そのものが変わると期待されている。
IoT検定は、IoTに関わる知識やスキルを可視化し、IoTをいっそう普及させることを目的として設置された資格試験で、2016年5月より本試験が開始されている。ただし、これまでは東京と大阪の2会場のみで試験が行われていたが、プロメトリックとの契約締結により、全国の都道府県に会場が設置される。また、2017年からは海外での試験実施も予定しているという。
IoT検定資格は、現在エントリーレベルの「IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ」がリリースされている。今後は、上位資格の「IoT検定レベル2試験プロフェッショナル・エンジニア」「IoT検定レベル3試験プロフェッショナル・アーキテクト」が順次開始される予定だ。
「IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ」試験の概要は、次のとおり。
正式名称 | IoT検定レベル1試験プロフェッショナル・コーディネータ |
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試験方法 | CBT 四肢択一 |
試験時間 | 60分 |
出題総数 | 70問 |
評価方法 | 合否(60%以上の正解で合格) |
認定方法 | 合格者にはプロフェッショナル・コーディネータ認定証を発行 |
受験料金 | 1万0800円(税込み) |