doda(デューダ)は、企業の魅力を伝える記事コンテンツ「dodaストーリー」の期間限定販売を開始した。これにより、対面機会の減った転職希望者への積極的な情報発信が可能になる。
dodaストーリーは、doda内にて企業の魅力を伝える記事コンテンツを掲載するサービスで、記事種別は「プロジェクトストーリー型」「社員の対談型」「会社紹介型」の3種類。いずれも、dodaの制作担当が企業のプロジェクト担当者や社員へ取材を行い、コンテンツ記事を制作。求人票だけでは伝えきれない企業の魅力を発信することで、転職希望者の企業への理解や関心を高める。制作した記事コンテンツは、企業の自社サイトでの利用も可能なため、採用マーケティングにも活用できる。
今回、このdodaストーリーが期間限定で販売される。販売期間は2021年2月1日(月)~4月30日(金)で、サービスの提供は2021年3月1日(月)~2021年6月30日(水)の掲載広告に限られる。
doda会員に行った調査によると、転職希望者の3人に2人が転職先の企業を検討する際に、「求人サイト」や「企業のHP」の採用ページでは情報不足だと感じている。具体的には「従来の求人広告には良いところや働くメリットは多く載っているが、企業が抱える課題や募集に至った経緯などについては触れられていない」という意見が多く見られる。
また、転職希望者は、職場の雰囲気や上司・同僚のリアルな姿、募集の背景、求められる人物像など、企業の実態をもっと知りたいと感じている実態がある。新型コロナウイルス感染症をきっかけにWeb面接が急速に広がり転職希望者にとって一般的なものになった一方で、職場や同僚の雰囲気などが伝わりづらくなった。
dodaは、こうした時代や環境の変化を受け、よりリアルな企業の実態を転職希望者に伝えるべく、「企業の雰囲気」の他、「社員の対談記事」や「入社後のキャリアパス」など、企業選びの基準の一つとなるような情報発信ができる同サービスの提供開始を決定したという。今後も、時代の進化に合わせたより良い求人広告の提供を目指し、取り組みを強化していくとしている。