Fringe81 Uniposカンパニーは、同社が運営するコラボレーション改善クラウド「Unipos」において、「成果」に至るまでの努力や研鑽の「プロセス」の表彰を可能にした。これによりUnipos導入企業は、従業員の挑戦や成長のストーリーを共有し称え合う表彰を実施できる。
多くの企業が導入している表彰制度には、結果を出した従業員のモチベーション向上など、さまざまな効果があると考えられている。しかし、これまで470社以上の組織づくりを支援してきた同社は、ユーザー企業から「成果が見えやすい人や部署に偏ってしまう」「毎回投票を促したり、投票数を手集計するしか方法がないなど、運用側の手間がかかる」といった運用上・仕組み上の課題があるという声も聞いていた。また、コロナ禍を経た今、テレワークや三密回避のためのシフト制勤務によって、成功までのストーリーが組織全体で共有できず、結果のみにフォーカスが当たりやすくなっている。
そこで同社は、集計などの手間を省き、どこで働いていてもプロセスにフォーカスが当たる表彰を実現できれば、組織に一体感をもたらし、コロナ禍で困難になった組織マネジメントの新たな力になるのではないかと考え、本サービスの提供を開始したという。
具体的には、Unipos上にある投稿・拍手といった基本機能を活用し、「感謝や称讃のメッセージを送った人/送られた人」「拍手をした人/された人」を自動的に集計し表彰するサービスの提供を開始。これにより、Unipos利用企業は、コロナ禍で互いの仕事が見えない中でも、成果を上げるまでのプロセスをもとにし、少ない負担で表彰制度を運用できる。
また、感謝や称讃を送られた人だけでなく、送った人も選出が可能。組織に称賛文化をつくる後押しになる。
もう一つ、ハッシュタグ[1]を利用すると、会社が称えたい行動に沿った表彰制度にカスタマイズできる点が特徴となっている。
注
[1]: 投稿に、自社の行動指針や称えたい姿勢をタグにして紐づけられる機能。営業利益などの大きな成果を上げた人以外のサイレントヒーローを表彰することができる。