レベル3 303試験とは
LPICレベル3 303試験の正式名称は「LPI 303 Security Exam」といいます。Linuxサーバーを構築・運用するためのセキュリティ知識を持ち、それらを活用して安全性の高いシステム設計やサーバ構築ができる専門家として認定されます。具体的には、次の2つの能力を備えている証となります。
- Linux環境での認証の技術およびシステムセキュリティを考慮したシステム計画、設計、構築、実装ができる
- セキュアなシステムにするために、システムの脆弱性およびその対策を評価し、トラブルシューティングができる
レベル3 303試験に関する名称は次のとおりです。
設定名 | LPICレベル3 Speciality |
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試験の正式名称 | LPI 303 Security Exam |
認定証表示名 | LPIC-3 Specialty LPI-303 Security |
LPICレベル3 303試験の試験概要は次のとおりです。
受験の前提条件 |
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受験費用 | 3万円(税抜き) |
試験実施方式 |
CBT方式 マウスによる選択方式がほとんどだが、キーボード入力問題も多少出題される |
問題数 | 約60問 |
試験時間 | 90分 |
認定要件 |
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合否結果 | 試験終了時と同時に結果が表示される |
平均勉強時間 | 一般的な目安は、半年~1年程度 |
望まれる スキルレベル |
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303試験の出題範囲
出題範囲のそれぞれの項目には、重要度としておおむね1〜10の間の数字で重み付けがなされています。この数字は、それぞれの主題における相対的な重要性を示します。重要度が高い項目ほど、試験において多くの問題が出題されます。
試験各項目の詳細に関しては、以下のLPIC Webサイトをご参照ください。
- 主題325:暗号化
- 325.1 X.509 証明書と公開鍵の基礎(重要度:5)
- 325.2 暗号化、署名および認証のX.509 証明書(重要度)4)
- 325.3 暗号化ファイルシステム(重要度:3)
- 325.4 DNS と暗号化 (重要度:5)
- 主題326:ホストセキュリティ
- 326.1 ホストの堅牢化(重要度:3)
- 326.2 ホストの侵入検知(重要度:4)
- 326.3 ユーザの管理と認証(重要度:5)
- 326.4 FreeIPA のインストレーションとSambaの統合(重要度:4)
- 主題327:アクセス制御
- 327.1 任意アクセス制御(重要度:3)
- 327.2 強制アクセス制御(重要度:4)
- 327.3 ネットワークファイルシステム(重要度:3)
- 主題328:ネットワークセキュリティ
- 328.1 ネットワークの堅牢化(重要度:4)
- 328.2 ネットワークの侵入検知(重要度:4)
- 328.3 パケットフィルタ(重要度:5)
- 328.4 仮想プライベートネットワーク(VPN)(重要度:4)