スマイルガーディアンは、2大テーマパークのチームビルディングノウハウを集結させたボードゲーム「アッパーランド」を、6月24日(木)より法人向け研修としてサービス開始する。
アッパーランドは、⾚字の遊園地をV字回復させるというビジネス⽤ボードゲーム。2⼤テーマパーク出⾝者が企画した。そのボードゲームを使った、法人向けのチームビルディング研修の名称にもなっている。
ゲームは1チーム6名が遊園地の経営者やアトラクション運営、営業、人事などの担当に分かれる。そして、担当ごとにアトラクション建設やスタッフ採用など、担当業務のカードが配られる。参加者は資金やマンパワーのバランスを取りながら、カードを使って遊園地アッパーランドの経営を改善していくという内容。
しかし、アトラクションの停電や感染症の拡大など、経営改善を拒む様々なイベントがランダムに発生する。また、遊園地の集客に影響する天気をサイコロで決めるなど、参加者の思うとおりにならない事象も多く発生する。それらを乗り越えながら、与えられた231枚のカードを使って経営改善するゲームは、セオリーどおりにならない実際の経営そのもの。毎回異なるイベントが発生するため、プレイのたびに新しい気づきのある、何度でも学習効果が期待できる研修となっている。
アッパーランドの特徴
研修対象
テーマパークは老若男女、さまざまなバックグラウンドを持つスタッフが働いている。また、大型のテーマパークは約600種類の業種の集合体ともいわれている。そういった多種多様な業界や人々をまとめてきた、テーマパークならではのチームビルディングノウハウを学ぶ同研修は、研修受講者の年齢や階層は問わず、多様な業界に適応する。
受講方法
アッパーランドはアナログゲームとして開発されたものだが、テレワーク環境下でも研修が受講できるように、オンライン版もスマイルガーディアンで開発している。複数でのコミュニケーションが対面よりも取りづらいオンライン環境下でのプレイとなる上、ゲームにおいては制限時間が決められているため、どのように相手にアプローチすれば円滑なコミュニケーションを取れるのかが学べる。
研修で学べること
ボードゲームのプレイで学べることはチームビルディング、コミュニケーションが中心。また、遊園地という施設を経営することで、企業の中のお金の流れも学べる。さらに、カードを出す順番を考えることは、ロジカルシンキングを鍛えることにもなる。スマイルガーディアン代表の清水氏は中小企業診断士資格を保有していることを生かし、より実際の経営に必要なものを学べるようにボードゲームや研修を構成した。
なお、アッパーランドは販売による流通はせず、企業研修として活用していく。
研修時間 | 6時間(ゲームプレイ時間は3時間、別途1時間休憩あり) |
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プレイ人数 | 4~6人(最大で150名、25チームで同時にプレイ可能) |
発行 | スマイルガーディアン、レジャーコンダクター |
製作 | バンソウ |
イラスト | たかみまこと |