ビズヒッツは、働く男女500人(女性298人/男性202人)を対象に「仕事効率アップのために工夫していることに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング形式でまとめた。調査期間は2021年9月7日~9日。
自分の仕事効率がいいと思っている人は「思う」「まあ思う」を合わせて73.8%で、7割を超えている。一方で「あまり思わない」「全く思わない」と答えた人は、26.2%で、「まだ仕事をはじめたばかりなので、わからないことが多い」などの理由が挙がった。
仕事効率アップのために工夫していることの1位は「タスク管理」。「ToDoリストをつくる」「優先順位をつけてから仕事にとりかかる」など、タスク管理の工夫が多数寄せられた。2位以下には「スケジュールを立てる」「システム・ツールの活用」が続き、8位以下にはいわゆる「報・連・相」など「同僚とのコミュニケーションを円滑にしておく」といった回答が入っている。
仕事効率アップのために参考にしているものがあるか聞いたところ、半数近い48.2%が「ある」と回答した。その一方で、「参考にしているものはない」という人からは「自分の経験から学んだ」「時短勤務のため効率化が必須なので、自然に身についた」などの声が挙がった。
続いて、「仕事効率アップのために参考にしているものがある」と回答した241人に、何を参考にしているのか聞いたところ1位は「上司・先輩・同僚」。仕事が早い同僚や、社内で周りから評価が高い人を参考にしているという回答が多く寄せられた。同じ職場で働く身近な人の取り組みのほうが、取り入れやすく、実践しやすいためと推察できる。2位は「本・雑誌」で、「Excel関連の実用書」「時間術に関するビジネス本」や著名な実業家の著書を参考にしているという回答が挙がった。3位以下は「動画」「ネット記事・ブログ」と続き、5位には著名人の仕事術が入った。