ROXXが開発・提供する月額制リファレンスチェックサービス「back check」は4月7日、コンプライアンスチェック機能を拡張し、同時にSAML SSO認証対応を開始した。
同機能拡張は、企業情報センターとのサービス連携によるもので、SAML SSO認証対応と同時に提供される。これにより、エンタープライズ企業における、採用リスク低減を包括的にサポートする。
back checkではこれまで、従来のリファレンスチェックサービスにオプション機能として新たに追加する形で、反社会的勢力との関与や犯罪歴の有無などの基本的なコンプライアンスチェックを提供してきた。その後、エンタープライズ企業のユーザーを中心に要望があり、クレジットチェックやSNS行動歴なども含める形で今回の機能拡張に至った。
また、SAML SSO認証への対応を同時に開始することで、企業のセキュリティと従業員のユーザビリティおよび生産性向上にも寄与していくという。
新機能の特徴は以下のとおり。
シームレスなチェックフロー
候補者の履歴書・職務経歴書をそろえるだけで、back check上で各種コンプライアンスチェックを一括で依頼し、データ連携先である企業情報センターからの結果確認・ダウンロードまでをシームレスに行うことができる。
調査対象範囲
採用方針に合わせたプラン選定により、下記項目に関する情報収集が可能となっている。
- 反社会的勢力との関与(新聞データ)
- 取得資格情報(Web調査)
- SNS行動歴(Web調査)
- クレジットチェック(個別調査)
- 経歴調査(個別調査)
- 最終学歴(個別調査)
- 前職インタビュー(個別調査)など
候補者数に合わせたオプション利用が可能
通常のリファレンスチェック機能における契約プランのオプション形式で、募集職種やポジションに合わせて選択ができる従量課金制となっている。これにより、採用状況や候補者数に合わせて契約内容を調整することできる。
新機能を利用したい場合は、同社の問い合わせフォームより登録が必要となる。なお、すでにback checkを導入している企業の場合は、info@backcheck.jp宛てにメールを送ることで新機能を利用できる。
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