学情は、2023年4月に入社を控える新社会人(以下、新社会人)に対し、「入社後の働き方」をテーマにインターネットアンケートを実施した。
調査概要
- 調査期間:2022年11月17日〜12月4日
- 調査機関:株式会社学情
- 調査対象:「あさがくナビ2023(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」会員
- 有効回答数:441件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
(1)入社後の働き方は「出社」を希望する新社会人が半数超。「テレワーク」希望者の2倍以上に
入社後の働き方について、「出社」を希望すると回答した新社会人が55.6%に上った。「テレワーク」と回答した新社会人(23.6%)の約2倍。「出社して職場の雰囲気に慣れたい」「テレワークだと業務の進め方があっているか自信を持てない」「上司や先輩社員の顔と名前を覚えられていないと、質問や相談があっても、チャットを送ることを躊躇してしまいそう」「リモートでの長期インターンシップを経験したことがあるが、1人で作業を進めるのは不安があった」といった声が寄せられた。
(2)入社する企業に「テレワーク」の制度があったら「利用したい」と回答した新社会人が7割を超える
入社する企業に「テレワーク」の制度があったら「利用したい」と回答した新社会人が43.3%に上った。「どちらかと言えば利用したい」31.5%を合わせると、テレワークの利用を希望する新社会人は7割にもなる。「出社とテレワークを組み合わせられると、メリハリのある働き方ができると思う」「集中力が必要な仕事など、テレワークのほうが進めやすい業務もある」「入社後すぐのテレワークは不安があるものの、業務に慣れたらテレワークも実施したい」「通勤時間がない分、効率良く働けると思う」といった声が寄せられた。
(3)入社先の企業で「テレワーク」を実施したい頻度は、「週に1〜2回」が最多
入社先の企業でテレワークを実施したい頻度は「週に1〜2回」が37.3%で最多。次いで回答を集めた項目は、「入社後仕事に慣れてから」18.2%だった。「毎日」の回答は9.7%にとどまっており、入社後は出社の機会を求める新社会人が多いことが読み取れる。
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