SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

直近開催のイベントはこちら!

HRzine Day 2024 Summer

2024年7月25日(木)10:30~17:30

主要製品スペック一覧

人事業務の効率・確度・精度を高めるために欠かせないHRテクノロジー。その主な製品の機能を分野ごとに比較できる資料群です。製品検討の参考資料としてご活用ください。

eラーニング・LMS<br>主要製品スペック一覧 2024

eラーニング・LMS
主要製品スペック一覧 2024

その他のスペック一覧

人事労務管理システム<br>主要製品スペック一覧 2023

人事労務管理システム
主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム<br>主要製品スペック一覧 2023

タレントマネジメントシステム
主要製品スペック一覧 2023

HRzineニュース

2022年の正社員平均初年度年収は454.2万円、求人件数はコロナ前を超え過去最高―マイナビ調べ

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena

 マイナビは、同社が運営する総合転職情報サイト「マイナビ転職」にて、「正社員の平均初年度年収推移レポート」と「正社員求人件数・応募数推移レポート」について、2022年の総評を発表した。

 同調査は、マイナビ転職に掲載している求人の「平均初年度年収(未経験・経験者求人別)」「求人件数・応募数」の推移を調査したもの。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査期間:2022年1月1日~12月31日
  • 集計対象:該当月における、マイナビ転職に掲載開始された求人情報・応募数から、「雇用形態が正社員以外」のデータを除き集計
  • 集計対象エリア:全国47都道府県

2022年全体の傾向

 2022年の正社員の平均初年度年収は454.2万円(未経験者求人:423.7万円、経験者求人:514.2万円)だった。調査を開始した2018年平均から26.0万円増加し、経験問わず全体的に賃金が上がっていることがうかがえる。また、2022年の推移を3ヵ月ごとに見ると、大きな増減は見られないものの、経験者・未経験者求人ともに10~12月で微増している。

【図1】正社員の平均初年度年収<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図1】正社員の平均初年度年収
[画像クリックで拡大表示]

 求人件数は、2018年比平均138.0%で、2020年以降求人件数は増加傾向にある。2022年の推移を3ヵ月ごとに見ると、2018年以降最高値を更新し続けている。企業の採用意欲は、新型コロナウイルス感染拡大前以上に高まっている。

【図2】2018年の年間平均を100%とした求人件数推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図2】2018年の年間平均を100%とした求人件数推移
[画像クリックで拡大表示]

 求人の経験者/未経験者の募集比率は、未経験者求人が66.3%、経験者求人が33.7%だった。経験者求人は2021年平均まで増加傾向にあったが、2022年平均では未経験者求人が増加に転じた。

【図3】求人の募集条件比率推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図3】求人の募集条件比率推移
[画像クリックで拡大表示]

2022年業種別の傾向

 正社員の平均初年度年収を業種別に見ると、「IT・通信・インターネット」が最も高く513.8万円、次いで「金融・保険」が501.7万円、「コンサルティング」が493.4万円となった。また、すべての業種において2018年平均より増加している。2018年平均から増加額が最も高かったのは「金融・保険」で63.3万円増。次いで「IT・通信・インターネット」が34.2万円増、「公的機関・その他」が31.9万円増だった。

【図4】業種別 正社員の平均初年度年収<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図4】業種別 正社員の平均初年度年収
[画像クリックで拡大表示]

 求人件数について、2018年平均から最も増加している業種は「環境・エネルギー」で181.7%、次いで「金融・保険」で153.9%、「メーカー」で151.4%だった。すべての業種で件数が増加し、すべての業種で企業の採用意欲は高まっている。

【図5】業種別 2018年の年間平均を100%とした求人件数推移<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図5】業種別 2018年の年間平均を100%とした求人件数推移
[画像クリックで拡大表示]

 経験者/未経験者の募集比率は、12業種中11業種で未経験求人の割合が半数を超えた。そのうち「運輸・交通・物流・倉庫」は84.2%で未経験者求人の割合が最も高く、次いで「サービス・レジャー」が83.1%、「公共機関・その他」が79.5%だった。

 未経験者求人の割合は、2018年平均から2020年平均では、すべての業種で減少。一方、2021年平均から2022年平均では、すべての業種で増加した。増加した業種は「IT・通信・インターネット」で5.7ポイント増、次いで「公的機関・その他」が5.4ポイント増、「マスコミ・広告・デザイン」が4.5ポイント増だった。採用意欲の高まりから、経験の有無を問わず、幅広い要件の人材を求める企業が増えていると推測される。

【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合
[画像クリックで拡大表示]
【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合(グラフ)<br/>[画像クリックで拡大表示]
【図6】業種別 正社員求人の未経験募集割合(グラフ)
[画像クリックで拡大表示]

【関連記事】
2022年度雇用動向調査、「正社員採用数が増加」する企業の割合が4年ぶりの高水準に―帝国データバンク
「企業の雇用施策に関するレポート(2022年版)」を発表、企業の5割以上が「新規採用者の賃上げを予定」と回答―マイナビ
マイナビ「中途採用状況調査(2022年版)」、人手不足は全体的に緩和傾向も、ITエンジニアは不足が顕著

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
関連リンク
HRzineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

HRzine編集部(エイチアールジンヘンシュウブ)

労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
  • hatena
HRzine
https://hrzine.jp/article/detail/4602 2023/01/26 17:28

Special Contents

AD

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

HRzine Day(エイチアールジン・デイ)は、人が活き会社が成長する人事のWebマガジン「HRzine」が主催するイベントです。毎回、人事の重要課題を1つテーマに設定し、識者やエキスパードが持つ知見・経験を、参加者のみなさんと共有しています。

2024年7月25日(木)10:30~17:30

イベントカレンダーを見る

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング