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20代の6割が転職活動において「生産性向上」に取り組む企業は「志望度が上がる」と回答―学情調べ

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 学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「タイムパフォーマンス(タイパ)」(かけた時間に対する満足度)に関して調査を実施し、その結果を発表した。

 調査の概要と結果は以下のとおり。

  • 調査期間:2023年1月31日~2月14日
  • 調査対象:20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」・Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
  • 有効回答数:529名
  • 調査方法:インターネットでのアンケート調査

普段の生活の中で「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識している20代が6割を超える

 「普段の生活の中で『タイムパフォーマンス(タイパ)』や効率を意識しますか?」という質問に対し、「意識する」と回答した20代が22.9%に上った。「どちらかと言えば意識する」42.3%を合わせると、6割以上の20代が「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識していることが分かる。「効率良く予定を入れるようにしている」「仕事をしていると自由に使える時間は限られているので、限られた時間を有効活用したい」といった声が寄せられた。

普段の生活の中で「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識しているか
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 一方、「時間を気にせずリラックスする時間を持ちたい」「家族や友だちと過ごす時間や趣味など、自分にとって大切な時間は効率重視ではなく時間をかけたい」といった声も上がった。普段の生活では、効率だけでなく、過ごした時間の満足度を意識する意向がうかがえる。

転職活動においても、「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識する20代が5割を超える

 転職活動において、「タイムパフォーマンス(タイパ)」や効率を「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した20代が53.5%に上った。半数以上の20代が、転職活動においても、「タイムパフォーマンス(タイパ)」を意識していることが分かる。

転職活動において、「タイムパフォーマンス(タイパ)」や効率を意識するか
[画像クリックで拡大表示]

 「志望度の高い企業に絞って選考を受けるようにしている」「転職で実現したいことや、自身のスキル・経験を明確にした上で、応募先を決めるようにしている」「選考を受けている企業の選考ステップ(書類選考・1次面接・最終面接など)がほぼ同じになるように調整している。各社の選考ステップが同じだと効率的に選考準備ができると思う」といった声が寄せられた。

転職活動において、企業の「生産性」や「生産性を高める取り組み」を意識すると回答した20代が6割に迫る

 転職活動において、企業の「生産性」や「生産性を高める取り組み」を「意識する」「どちらかと言えば意識する」と回答した20代が56.9%に上った。6割に迫る20代が、転職先を選ぶ際に、企業の「生産性」を意識していることが分かる。「自身の生産性も高めていきたい」「生産性の高い企業のほうが付加価値を生み出すことができ、成長力が高いと思う」「生産性の高い企業のほうが、年収も上がっていくと思う」などが挙げられた。

転職活動において、企業の「生産性」や「生産性を高める取り組み」を意識するか
[画像クリックで拡大表示]

6割超が、企業が「生産性向上」に取り組んでいることが分かると志望度が上がると回答

 転職活動において、企業が「生産性向上」に取り組んでいることが分かると「志望度が上がる」と回答した20代が、20.0%に上った。「どちらかと言えば志望度が上がる」44.4%を合わせると、6割超の20代が、「生産性向上」に取り組む企業は志望度が上がるとしている。

転職活動において企業が「生産性向上」に取り組んでいることが分かると志望度が上がるか
[画像クリックで拡大表示]

 「生産性の高い企業に転職したい」「本質的で価値を生み出す業務に時間を割きたい」「効率的に仕事をすることができれば、自己研鑽のための時間も確保できると思う」「生産性を高めようとすることが、スキル習得や自身の成長につながると感じている」といった声が寄せられており、生産性を高めることで、自身の成長につなげたいという意向がうかがえる。

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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