ライブリッツは、メタバースを活用した新卒採用プラットフォームを提供開始した。
メタバース会場は、24時間利用可能な展示会場であり、学生はいつでも自由に入退出して企業情報を閲覧可能。企業は、時間と場所の制約なくオンライン上で学生と接点を持てるため、会場自体の費用や運営スタッフの募集・管理などの運用コストを削減しながらも、メタバースなど最新技術に興味のある学生との接触機会を増やせるという。
また、学生は、自身のアバターで参加できるため、オンラインでも積極的なリアクションが期待でき、学生の顔・反応が見えずに企業からの一方的な情報発信になってしまうというオンライン説明会の課題を解決できるとしている。
同サービスにより、3Dゲームクオリティで制作された会場・アバターを活用することで、リアルとオンラインを融合した“新たな就活体験”を創造し、企業の採用力向上を支援。キャリア採用の会社説明会会場としても活用でき、会場デザインや機能などをカスタマイズすることで、企業独自のカルチャーを再現したオリジナル空間を構築できる。
その他、企業のオリジナル空間は、商品展示会やバーチャル店舗、バーチャルオフィスとしての活用も可能。採用活動の枠を超えて企業の新たなビジネスチャンス創出の場として活用できるという。
なお、フューチャーが同サービスを採用し、メタバース空間で採用情報を発信するコンテンツ「FUTURE Group リクルートピア」を公開している。
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