ヒューマネージは、企業で実施されたエンゲージメント・サーベイの分析結果を発表した。
調査の概要と結果は以下のとおり。
- 調査時期:2021年12月~2022年11月
- 調査票:エンゲージメント・サーベイ「Qraft」
- 対象者数:6万8659名
20代社員のエンゲージメントが最も低く、年代が上がるほど高い結果に
2022年に企業で実施されたエンゲージメント・サーベイの結果について、全体および年代別のエンゲージメント状態を確認したところ、20代社員のエンゲージメントが最も低く(3.27)、年代が上がるほどエンゲージメントが高いことが分かった。
20・30代は、仕事に「興味・関心」と「意義」は感じているが「楽しみ」を感じられていない
エンゲージメント状態は3つの要素で構成されており、仕事に対して「楽しみ」を感じ、「興味・関心」を持ち、自分の仕事の「意義」を感じているほど、エンゲージメントが高いといえる。この3つについて、年代別に確認したところ、以下の図表のとおりとなった。
特に20・30代の「楽しみ」の得点の低さが目を引く。20・30代の若手社員は、仕事に対して、「興味・関心」と「意義」は感じられているが、「楽しみ」を感じられていないことが明らかになった。
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