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「働き方デザイン」2022年度の成果を発表、男性育休取得率は60%を達成―オンワードホールディングス

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 オンワードホールディングスは、2019年8月から推進している社員の働き方改革プロジェクト「働き方デザイン」の2022年度の成果を発表した。

 今回の対象は中核事業会社のオンワード樫山で、2018年度と比べて1ヵ月の平均残業時間は52.5%減、年間の休日取得日数は4.4日に増加した。さらに、育児休業取得促進のための研修や「仕事と育児の両立支援ガイドブック」の制定などを行い、男性育休取得率は60%を達成したという。

「働き方デザイン」がスタートする前年度(2018年度)と2022年度の比較グラフ
「働き方デザイン」がスタートする前年度(2018年度)と2022年度の比較グラフ
[画像クリックで拡大表示]

 同社の2022年度における取り組みと成果は次のとおり。

1. 13種類のシフトの中から勤務時間を決定する「シフト選択制」を導入。プライベート時間の充実や生産性の向上に貢献

 社員が仕事とプライベートのバランスをとりながら充実感をもって働ける環境を目指すために、9月から、13種類のシフトの中から個人で勤務時間を決定するシフト選択制を導入した。

運用例

 出社時と在宅勤務時でシフトを分けたり、海外とのやり取りに合わせて遅めのシフトにしたり、趣味のスポーツ観戦のために早めのシフトにするなど、活用方法はさまざまだという。

[画像クリックで拡大表示]
社内アンケート結果

 社内のアンケート結果では約半数が「働きやすくなった」と回答した。

Q.「シフト選択制」導入後、ご自身の働き方(ワークライフバランス、業務効率など)に変化はありましたか
Q.「シフト選択制」導入後、ご自身の働き方(ワークライフバランス、業務効率など)に変化はありましたか
Q. どのような点から、「働きやすくなった」と感じますか
Q. どのような点から、「働きやすくなった」と感じますか

2. 前日の終業時刻と翌日の始業時刻との間を11時間確保する「勤務間インターバル制度 [1] 」を導入

 社員の健康の維持・向上と生産性の向上を目的に、9月から勤務間インターバル制度を導入した。前日の終業時間に応じて、翌日の始業までに11時間確保できるようシフト選択制と合わせて運用しているとのこと。

[1]: 一定の休息時間を確保することで、労働者が十分な生活時間や睡眠時間を確保でき、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら働き続けることをサポートする制度。「労働時間等設定改善法」(労働時間等の改善に関する特別措置法)が改正され、2019年4月1日から制度の導入は事業主の努力義務となっている。

3. 女性活躍を推進する「メンター制度」を開始。女性の経営幹部候補の育成を行う

 初年度となる2022年度は、トライアルとして、役員(メンター)に面談スキルなどの研修を行い、女性の部長(メンティ)とのメンタリングを隔週で実施。2023年度はさらに多くの女性役職者とのメンタリングを進めていく予定だという。

4. 多様で個性的な人材の活躍をサポートする、様々な研修制度の導入

  • 体感型ダイバーシティ研修
    チームをマネジメントする立場になった新任役職者を対象に、ダイバーシティを活かしたマネジメントの重要性への気づきを得る体験型研修
  • ハラスメント研修
    ハラスメント全体に関する知識を役職者が持ち、ハラスメントを起こさない・起こりにくい環境づくりを目指す研修
  • Hanjin Onward Learning
    日々の接客で役立つ情報や知識を動画形式で紹介する同社オリジナルのコンテンツ
  • eラーニング
    多様で個性的な人材をマネジメントする新しい時代に対応したスキルや、幅広く、また状況に応じた知識を手軽にインプットすることを可能にするコンテンツ

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労務管理から戦略人事、日常業務からキャリアパス、HRテクノロジーまで、人事部や人事に関わる皆様に役立つ記事(ノウハウ、事例など)やニュースを提供しています。

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