エン・ジャパンが運営する若手ハイキャリア向けスカウト転職「AMBI」は、テレワークに関するアンケートを実施した。
調査概要は以下のとおり。
- 調査方法：インターネットによるアンケート
- 調査対象：「AMBI」を利用する34歳以下のユーザー
- 有効回答数：541名
- 調査期間：2023年2月24日～3月6日
約7割が「出社勤務している」と回答。テレワーク勤務は約1割。
「現在テレワークは実施されていますか？」という質問に対し、「基本的に職場に出社している」が67％と回答した。「出社と在宅を組み合わせている」は19％、「基本的に在宅・テレワークをしている」は13％という結果になった。
出社勤務率は関東6割、関西・その他地域は8割
地域別のテレワークの実施状況について、「基本的に職場に出社している」と回答した割合は関東1都3県が58％と一番少ない結果になった。関西2府4県は78％、その他地域が79％と地域によって出社率に差がみられる。また、関東1都3県で「出社と在宅を組み合わせている」「基本的に在宅・テレワークをしている」と回答した人は、関西2府4県やその他地域の約2倍となった。
転職経験者のテレワーク実施率は、未経験者に比べて約2倍。
テレワーク実施状況を転職経験別でみると、「出社と在宅を組み合わせている」と回答した人の割合は、転職経験ありが24％、転職経験なしが16％と約1.5倍の差があった。「基本的に在宅・テレワークをしている」人の割合は、転職経験ありが19％、転職経験なしが8％と転職経験者が未経験者の2倍以上という結果になった。
希望の働き方、第1位は「ハイブリッド型」65％
「今後の働き方としてテレワークは希望していますか？ 」という質問に対し、「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した人が65％で最多となった。「完全な在宅・テレワークを希望している」は20％、「在宅・テレワークは希望していない」は16％だった。
地域別でみると、関東1都3県では「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した人が70%と、関西2府4県（54％）やその他地域（61％）よりも多いことが分かった。
回答者のコメントは下記のとおり。
「出社と在宅を組み合わせたい」と回答した人
「保育園の送迎などを考えると、週に何日かでもテレワークだと助かる」（25歳／女性）
「テレワークは非常にフレキシブルに働くことができる一方で、出社では密なコミュニケーションを図ることができる場面もあるため」（28歳／男性）
ハイブリッド型が体力的にも、仕事のコミュニケーションの取りやすさの点でも働きやすいと感じている」（33歳／男性）
「完全な在宅・テレワークを希望している」と回答した人
「パートナーの職種的に地方に移住しなければならないが、地方では現在の給与水準より遥かに下回ってしまうため」（26歳／男性）
「毎日出社をしなくてもコミュニケーションが取れる仕組みになってきており、無駄な交通費や交通時間を減らせるから」（28歳／男性）
「子供がおり、在宅勤務の方がトラブルなどに対応しやすいため」（33歳／女性）
「在宅・テレワークは希望していない」と回答した人
「出社して顔を合わせた方がコミュニケーションを取りやすいため」（23歳／女性）
「仕事をプライベート空間にあまり持ち込みたくないため」（25歳／女性）
「会社が一番業務に集中できる環境だと感じる」（34歳／男性）
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