学情は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、「管理職登用」についてアンケート調査を実施した。
20代の6割が、若手を積極的に登用する企業は「魅力を感じる」
若手を積極的に登用する企業について、「魅力を感じる」と回答した20代が22.5%であった。「どちらかと言えば魅力を感じる」の34.3%を合わせると、約6割の20代が、若手社員を積極的に登用する企業に魅力を感じていることが分かった。「頑張った分だけ評価される方が、モチベーションが上がる」「若手のうちからできることを増やしたい」「年功序列よりも実力主義の環境の方が、自分自身の市場価値を高められそう」といった声が寄せられた。
20代を管理職に登用する企業、「志望度が上がる」は4割超
20代を積極的に管理職に登用する企業について、「志望度が上がる」が14.8%、「どちらかと言えば志望度が上がる」が27.2%と、合わせて4割が志望度が上がると回答した。「経験する仕事の幅が広がり、自身の能力向上につながりそう」「年齢に関係なく実力で評価する会社は、将来性や働きがいがあると思う」といった声が寄せられた。
なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査期間:2024年6月17日~30日
- 調査機関:学情
- 調査対象:20代社会人(「Re就活」「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
- 有効回答数:405件
- 調査方法:Web上でのアンケート調査
【関連記事】
・25卒の9割が、企業のSNSアカウントを見て「入社意欲が増した」—リソースクリエイション調べ
・4社に1社が外国人雇用でトラブル経験あり 課題は「在留資格や就労許可の管理」が最多—月刊総務調べ
・中小企業向けの採用代行サービス「人事ライト」を開始 定額制で1ヵ月から契約可能—アールナイン