メンバーズは、独自プログラムやスキル定義を通じて、3年で1000人のグリーントランスフォーメーション(GX)人材の育成・輩出を目指すと発表した。
また、GX人材である「脱炭素DX人材」として1000人を育成・輩出するとともに、温室効果ガス排出量算定やコンサルティングスキルなどを有した「高スキルGX専門人材」100人の輩出も進めていくという。
育成・輩出へ向けた概要は次のとおり。
メンバーズにおける脱炭素DX人材
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目指す人材像・スキル定義
- AIなどのモダンテクノロジーや、デジタルマーケティング・デジタルサービス開発・データ活用といったデジタル専門スキルと、サステナビリティ経営に関する基本的なGXリテラシーを兼ね備える
- GXに関する知識習得と専門資格取得に加え、取引先企業への提案や業務支援といった実務経験を有する
- 自身が強みを持つデジタルスキルを発揮しながら、脱炭素の「はかる」「減らす」「稼ぐ」3領域のいずれかにおいて、取引先企業のビジネス成果創出と脱炭素実現に貢献
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育成プログラム
- 独自のGXリテラシー講習、炭素会計アドバイザーなどの資格取得、業務での実行の3つを組み合わせた育成プログラムを実施。3つすべての修了を必須とすることで、脱炭素に関する業務を主体的に創出し、実行できる力を習得
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認定
- 業務での実行を含む育成プログラム修了者へ、スキル証明のためメンバーズ独自の制度である「クリエイターバッジ」を付与し認定。資格取得状況などに応じて複数のレベルランクを定義するとともに、スキルに応じて種類も拡張予定
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ステップ
- 2024年9月より第1期の育成プログラムをスタート。2025年3月までに200人の認定を予定
高スキルGX専門人材
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目指す人材像・スキル定義
- 脱炭素DX人材が持つ知見に加え、温室効果ガス排出量算定などのGX専門業務スキル、解決策の提案・実行やプロジェクトマネジメントなどのコンサルティングスキルを有する
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ステップ
- 脱炭素DX人材認定者の中から高スキルGX専門人材の対象者へ、特別プログラムを実施
目標
3年で脱炭素DX人材1000人、高スキルGX専門人材100人の育成・輩出を計画。
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