プラスワンインターナショナルは、企業の経営層・管理職・人事部・広報を対象に、「社内エンゲージメントの向上」に関する調査を実施した。
従業員の士気が会社の状況に影響すると思う人は約9割
従業員の士気は会社の状況にどれくらい影響すると思うか質問したところ、「とても影響する」が41.6%、「やや影響する」が49.0%と、全体の約9割を占めた。
また、従業員の士気が下がっているとどのような影響があると思うか質問すると、「社内コミュニケーションの減少」が49.9%で最も多く、次いで「組織の結束力の低下」が48.5%、「生産性の低下」が42.7%と続いた。
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従業員の士気を高めるために実施している取り組み
従業員の士気を高めるためにどのような取り組みをしているか質問したところ、「社内イベントの開催」が39.3%で最多となり、次いで「社内コミュニケーションツールの導入・改善」が30.7%、「社内向けオリジナルグッズの製作」が28.5%と続いた。
さらに、社内向けオリジナルグッズの製作経験がある人を対象に、社内向けにどのようなアイテムを製作したことがあるか聞いたところ、「Tシャツ」が44.3%で最も多く、次いで「制服・作業着」が40.1%、「ペン類」が39.7%と続いた。仕事で使える実用的なアイテムに加え、イベントやクラブ活動などでも活躍するTシャツを製作した人が多いことが分かる。
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社内向けオリジナルグッズの活用と社内の変化
製作したアイテムをどのようなときに配布したか質問すると、「会社の周年記念」が47.2%で最多となり、次いで「入社式」が39.1%、「社内イベント(スポーツ大会など)」が36.3%と続いた。
また、製作したアイテムを配布したことで社内にどのような変化があったか聞いたところ、「組織の一体感が高まった」が39.8%で最も多く、次いで「社内イベントが盛り上がった」が30.6%、「コミュニケーションが活発になった」が30.3%と続いた。
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約8割が「従業員の士気を高めるためにオリジナルグッズを活用したい」
今後、従業員の士気を高めるために制服やユニフォーム、社内向けオリジナルグッズを活用したいと思うか質問したところ、84.8%が「はい」と回答した。
社内向けオリジナルグッズを活用することで、どのような効果を期待しているのか聞くと、「組織の一体感の向上」が42.4%で最も多く、次いで「会社への愛着心の向上」が40.2%、「帰属意識の向上」が37.1%と続いた。
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社内向けオリジナルグッズを製作する際に重視すること
社内向けにどのようなアイテムを製作したいか質問したところ、「Tシャツ」が28.0%で最多となり、次いで「制服・作業着」が27.5%、「ペン類」が23.5%と続いた。実用性が高く、業務に関連したアイテムやイベントでも使えるアイテムを求める人が多いことが分かる。
また、制服やユニフォーム、社内向けオリジナルグッズを製作する場合、どのようなことを重視するか聞くと、「日常使いしやすい」が37.9%で最も多く、次いで「会社のブランドイメージに合う」が30.2%、「従業員の意見の反映」が29.5%と続いた。
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なお、調査の概要は次のとおり。
- 調査名称:「社内エンゲージメントの向上」に関する調査
- 調査期間:2025年2月27~28日
- 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
- 調査人数:1007人
- 調査対象:調査回答時に企業の経営層・管理職・人事部・広報と回答したモニター
- 調査元:プラスワンインターナショナル
- モニター提供元:PRIZMAリサーチ
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