miiveは、シリーズB 1stラウンドにおいて、既存株主であるDNX Venturesをリード投資家とした第三者割当増資、および金融機関からの融資を含む総額約15億円の資金調達を実施したと発表した。調達金額は累計24.8億円となる。
miiveが提供するVisaカードとアプリを活用したポイント型の福利厚生プラットフォーム「miive」は、大手企業を含む330社以上に導入されており、導入企業の月次継続率は約99%、従業員の月次利用率は約90%と高い水準を維持。柔軟なカスタマイズ性と使いやすさが評価されている。
今回調達した資金は、同社のビジョンを実現するための採用・組織づくり、プロダクト開発、および「福利厚生カード」という新たなソリューションの浸透・啓蒙に投資するという。
同社は今後の展開に関して、2点の発表を行った。詳しくは次のとおり。
- 新ビジョンの策定
- 新たなビジョンとして「働く意味で、世界を満たす」を策定した。
- 新製品ラインナップの発表:「Liteプラン」のリリース
- 2026年1月より順次製品ラインナップを見直すとともに、「Liteプラン」をリリースする。これにより、通常プランの「Standard」だけでなく、企業ニーズにピンポイントで導入検討がしやすい製品ラインナップとなる。
さらに同社は、2026年1月に第1弾の「miive 食事補助」、2026年4月には「miive インセンティブ」「miive 社割」のプランをリリース予定だ。
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