チームスピリットは、アビームコンサルティングと、従業員体験の変革をテーマに協業を開始したと発表した。勤怠管理や経費精算、休暇申請など従業員サービス業務の申請プロセスを一元化・迅速化することで、従業員体験（Employee Experience）を向上させ、企業における人的資本価値の向上を支援する取り組みを始める。
近年の急速なビジネス環境の変化を受けて、組織の持続的成長には戦略的人材投資と、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりが重要課題となっている。しかし実際には、多くの企業で勤怠・経費・休暇申請などが複数システムや紙で分散されている現状があり、従業員にとって負担となっている。その結果、パフォーマンスの低下やエンゲージメントの減少が課題となってきた。
チームスピリットが提供するクラウドサービス「TeamSpirit」は、Salesforce基盤上に勤怠・工数管理や経費申請などをクラウドで一元化し、すでに多くの企業の業務効率化を支援している。また、タレントマネジメントやAI技術を取り入れた業務改革にも取り組み、従業員体験の刷新（EXトランスフォーメーション）を推進している。
一方、アビームコンサルティングは、Human Experience Management（HXM）領域の専門知識を活用し、顧客企業における人的資本価値の向上を目的とした業務改革を展開している。この協業では、アビームコンサルティングのHXM領域における業務改革知見とチームスピリットのクラウドサービスを融合し、申請業務の迅速化や人事データの可視化、管理部門の業務効率化などシームレスな業務体験を実現する。
チームスピリットは、業務効率化ソリューションと従業員体験の向上を目的とした業務改革支援の組み合わせにより、従業員が本来の中核業務に集中できる環境の構築を支援し、企業の生産性向上と働きがいのある職場づくりに貢献していくと述べている。
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