JAPAN AIは、採用業務の効率化・採用品質向上を支援するAIエージェント「JAPAN AI HR」を提供開始した。
同サービスは採用を完全自動化するのではなく、「評価」はAIが、「判断」は人が行うという考えの下、選考基準明確化、面接事前準備、面接議事録作成、面接評価などを効率化しながら、採用面接の品質を向上。優秀な人材獲得確率の向上と採用プロセスの標準化を実現し、企業全体の採用力を強化するという。
具体的には、以下4つのAIエージェントで採用評価業務をサポートする。
- 評価基準生成エージェント
- 採用ポジションごとに、書類選考と面接の選考基準をAIが自動生成。生成された評価基準は、企業の要件に合わせて編集することが可能。また、人事の採用担当者と、現場の採用担当者との評価に関する認識ずれを防ぐため、候補者へのスカウトメール送付判断も人事側ですばやく対応できる。
- 書類マッチスコア生成エージェント
- 生成した選考基準に基づき、候補者の書類を自動でスクリーニングし、マッチスコアを算出する。
[画像クリックで拡大表示] - 面接評価エージェント
- 面接内容を自動で文字起こしし、選考基準に基づいた面接評価レポートを自動で作成する。
[画像クリックで拡大表示] - 求人票生成・改善エージェント
- 自社のフォーマットにカスタマイズされた求人票を自動作成。既存の求人票も競合の求人票と比較し、改善提案を行う。
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同サービスの今後について、新卒向けエントリーシート評価機能、候補者適性ポジション提案機能、スカウト文章作成機能、媒体効果分析機能など、選考評価を中心とした現在の機能から、母集団形成や候補者アトラクト機能への拡充を予定する。さらに、面接の日程調整機能やオファー面談支援機能など、採用プロセス全体をカバーする機能の追加も計画していると同社は述べている。




