IPAは昨日、熊本県における試験実施の中止を発表していたが、相次ぐ地震発生で九州地方は建物の破損や交通、輸送などに甚大な影響が生じており、受験者の安全面などを考慮して、九州地方の試験地すべてにおいて試験実施の中止を決定した。沖縄県では予定どおり試験を実施する。
試験実施を中止するのは、次表の8試験地(7県)。中止の影響を受ける受験者の数も発表されている。
試験地 | 受験者数 |
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福岡試験地 | 4,242名 |
北九州試験地 | 893名 |
佐賀試験地 | 367名 |
長崎試験地 | 551名 |
熊本試験地 | 900名 |
大分試験地 | 855名 |
宮崎試験地 | 417名 |
鹿児島試験地 | 697名 |
計8試験地 | 計8,922名 |
上記以外の試験地は、予定どおり4月17日に試験を実施する。
なお、九州地方における試験地(8試験地)の受験者、あるいは「災害救助法適用市町村に該当する地域」を住所に登録している受験者には、次回試験への振替または受験手数料の返還を行う予定。その手続き方法は、IPA情報処理技術者試験センターから書面郵送により後日案内を行うほか、情報処理技術者試験センターのWebサイトにおいても後日公表する予定としている。
※九州地方の一連の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。