「2019年度中途採用の計画」調査は、企業の採用戦略策定に関与している担当者のうち、中途採用を実施していると回答した628名を対象に、9月21日~30日の期間に実施した。
「2019年度の中途採用人数の計画」を尋ねたところ、33.4%の企業が採用人数を増やすと答えており、規模別では5000名以上の企業の40.7%、300~999名の企業の40.3%が増やすと回答した。
中途採用成功のために何らかの取り組みをしているかを尋ねた質問では、7割以上の企業が「2019年度に新たな取り組みを検討している」と答える一方で、10.8%の企業は「取り組みを実施したことがなく、2019年度以降も取り組まない」と回答している。
中途採用の成功に向けて行う、具体的な人事施策としては、「テレワークなど働き方の柔軟性向上」(23.6%)、「兼業・副業容認など人事制度改革」(20.8%)、「地域限定社員の導入」(16.3%)が上位となった。
中途採用に向けて、新たに活用を検討している手法を尋ねたところ、「オンライン説明会」(22.0%)、「オンライン面接」(22.0%)、「AIによる選考」(18.8%)といった、テクノロジーを活用した採用手法に取り組む企業が多かった。