開発言語には主にPythonを使用
――最初に御社が提供しているサービスの概要から教えてもらえますか。
寺田真介氏(以下、寺田):私たちはBtoC向けとBtoB向けの両方にサービスを提供しています。BtoCの一般ユーザー向けに提供しているのがやりたいことができる場所を提示するメディアサービス、BtoBの店舗向けに提供しているのがマーケティング支援サービスです(図1)。

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例えば、友達と新宿で待ち合わせをしていたとしましょう。10分遅れるという連絡をもらったので、待っている間に時間を過ごせる場所をPatheeで検索すると、カフェなどの他に、デパートのエスカレーターの横や公園のベンチのように無料で休めるところも表示します。また、新宿にいる時にネクタイを買いたいと思ったとしましょう。通常連想するのはスーツ量販店だと思いますが、Patheeではそれに加えて、コンビニや100円ショップのように業態を問わずユーザーの検索目的に合わせた結果を表示するようにしています。これがBtoCのメディアサービスです。
また、人々はGoogle検索、Instagramなどいろんなチャネルから店舗の情報を得るようになってきています。そのため、店舗側としてもデジタルを活用したマーケティングをしていかなければいなりません。そのデジタルマーケティング支援サービスを提供しているのが、BtoBのサービスです。

2008年博士(情報理工)修了、無線通信技術に関する研究、文部科学省科学技術振興調整費「科学技術連携施策群の効果的・効率的な推進」プログラムの一課題である「電子タグを利用した測位と安全・安心の確保」に従事した。同年某メーカー研究所に入社し、スマートグリッドなどの研究開発に従事し特許執筆などを行った。電子情報通信学会学術奨励賞など他2つ受賞。2012年株式会社tritrue(現:Pathee)を設立し、ローカルサーチのPatheeの企画、開発、運営を行っている。2017年4月東京大学空間情報センター(CSIS)の客員研究員に就任。
――サービスの裏側ではどのようなテクノロジーを使っているのでしょうか。
寺田:プログラミング言語はPythonが主ですね。以前は検索エンジンを作っていたこともあり、Pythonになりました。今後、機械学習を導入する可能性もありますが、Pythonだとスムーズに入れるかと思います。また、将来を見据えてWebとアプリの垣根をなくしておきたいので、フロント側ではReactを使っています。これからはユーザーがアプリを意識しない世界が来ると予測しています。Webもアプリのようにシンプルなインターフェイスが増えるでしょう。