同調査は、「キャリタス就活2020」学生モニターを対象に2月1日~6日の期間に実施され、1322名(文系男子450名、文系女子381名、理系男子325名、理系女子166名)より回答を得ている。
就活解禁1か月前に感じている不安としては、「希望する企業に内定をもらえるか」(76.1%)がもっとも多く、「内定をもらえるか」(69.4%)がそれに続く。
2月までの就職活動の準備状況を尋ねた質問では、「自己分析」(80.3%)、「業界研究」(74.9%)、「就職準備イベントに参加」(74.4%)が上位を占めているほか、前年同期の調査と比較して「イベント参加」「企業研究」の伸びが顕著だった。
インターンシップへの参加経験者は全体の92.4%と、前年同期調査(86.6%)と比較してさらに増加しており、平均参加社数7.2社のうち、就職したいと思った企業は2.2社となっている。
2月時点での志望業界については、「明確に決まっている」が34.4%、「決まっていない」は21.3%で、前年より6.6ポイント増加。志望業界は、1位が「素材・化学」、2位が「情報・インターネットサービス」、3位が「医薬品・化粧品」だった。
2月1日時点の本選考受験状況を尋ねたところ、「本選考を受けた」学生は39.9%で、受験社数は平均2.7社で、インターンシップ参加企業が中心。また、内定状況は「内定を得た」が8.1%で、前年同期(4.6%)を3.5ポイント上回っている。
就職先候補として、90.1%の学生が「エントリーを決めている企業がある」と回答しており、決めている企業の数は平均で10.3社だった。なお、就職先候補の判断材料は「仕事内容」が最多で、4割の学生が「奨学金支援制度」を意識している。
ゴールデンウィーク中の採用活動については、「ぜひやって欲しい」が19.7%、「やむを得ない」が41.6%、「やらないで欲しい」が38.7%だった。
Uターン就職を希望する学生は27.6%で、理由としては「出身地・地元が好き/暮らしやすい」がもっとも多い。