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IT資格試験 合格者インタビュー

情報セキュリティマネジメント試験 合格者に聞く! 問題の傾向/対策と一番大切な受験メリット


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勉強方法と勉強時間はどのように?

――4月の実施された情報セキュリティマネジメント試験は第1回めということで、過去問題などの学習資料に乏しい状況でした。お二人はどのように試験対策をされたのですか?

佐々木:私は1月5日の受付開始日にすぐ、受験を申し込みました。さらに、仲が良い弊社の情報セキュリティ管理室へ行って「俺は受けるぞ」と宣言までしました。そうして退路を断ったんです。それから、対策本を買ってきました。もう年なので、二度三度と不合格しているとやる気がなくなってしまうのは目に見えてます。だから、一気に合格するしかないということで対策本を買いました。

 購入したのはアイテックさんの対策本です。以前から黒本が好きだったので、ここは一つ、アイテックさんの本で勉強してみようと思って。それが3月の半ばぐらいで、週末の夜に勉強しました。アイテックさんは一問一答サイトを用意していて、それを会社の行き帰りの電車の中で解きました。試験範囲に含まれている団体名や規約などはどうしても忘れてしまうので。

 でも、3月末で学習は停滞しちゃったんです。アルバイトを4月の中からやることになっていてですね、そっちの準備が大変で……。あとは試験前日に一気にドーッと、午前試験の練習問題を解きました。午後試験は傾向と対策だけ考えて臨むことにしました。

――午後試験の練習問題には手を付けずに試験本番ですか?

佐々木:ちらちら問題を見て、何が出題されるのかは確認しましたが、問題は解かなかったですね。会社で情報セキュリティに携わっていますし、問題には疑似ケースが織り込んであるだけってわかってますから、ようは読めればいいだけと心配しなかったんです。

 ただ、アイテックさんの本に掲載されている午後問題対策が素晴らしくて。問題をよく見ると、穴埋めと内容に関する問いの二つに分かれてるんですが、普通に進めると穴埋めのために長い設問文に戻らないといけない。そこで、アイテックさんの本では「設問文を読んでいる最中に穴埋めをしてしまえ」というんです。そうしておくと時間の無駄がなく、後ろの設問も解きやすい。午後試験は、アイテックさんのご指南がなければ時間不足になったかもしれないです。そういう意味では、本からよいアドバイスをもらいました。

――橋本さんはどのような試験対策を?

橋本:対策本が出そろう2月から、本格的に勉強をスタートさせようと思っていました。過去にセキュリティエンジニアをしていましたから、そんなに新しい基礎知識を覚えることはないだろう、ということを前提に、対策本には技術評論社さんのものを購入しました。一番分かりやすかったという印象です。

 ただ、働いている身で一番使いやすいのは、実はインプレスさんかなと思いました。すきま時間に使えるアプリだとか、Webというかオンラインでチェックできる対策がいくつか提供されているんです。迷ったのですが、最終的に技術評論社さんの本を選びました。

 それで、どれぐらい勉強したかっていうことなんですけども、まず1日めに全体的にさらいました。本には覚えるべき単語が赤字になっており、赤シートで隠して暗記する仕組みになっていたのですが「これ、本で全て覚えられないわ」と。もう初日にあきらめです(笑)

 代わりに、一問一答っていうアプリがいくつかWeb上にあったので、それを出勤時間とかにちょいちょいって15分程度見るというのを1週間くらい続けました。それで全問正解するようになったので、「あ、もういいかな」と思い、前日まで放置です。

株式会社ブックウォーカー 経営戦略室 橋本和香さん
株式会社ブックウォーカー 経営戦略室 橋本和香さん

――始めたのは2月ですよね? 2月に1週間やっただけだから、試験日まで結構空いていますけど……。

橋本:私も3月末から4月が忙しく、「勉強している余裕なんてない」と思ってやらなかったんです。試験前日にもう1回対策本を見直しましたけど、それも2時間ぐらいですね。

――Web上にあった一問一答というのはアプリですか?

橋本:スマホ(Android)アプリとWebアプリです。個人が作成・公開しているものですね。いわゆる単語テスト的な意味で充実していたように思います。

 対策書以外にチェックしたのは、IPAに掲載されていたシラバスや出題範囲。実は、購入した対策本よりも読んでいた気がします。シラバスや出題範囲に出てくる単語をパパッと思い出せたら十分だろうと。だから、購入した対策本をちゃんと使ったのは、初日と前日だけです(笑)

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午後試験対策は日ごろからの情報収集がポイント

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この記事の著者

市古 明典(資格Zine編集長)(イチゴ アキノリ)

うさぎ化してますが、1972年の子年生まれ。宝飾店の売り子、辞書専門編集プロダクションの編集者(兼MS Access担当)を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。資...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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