部下や後輩、時には同僚や顧客との間でフィードバックは日常的に行われる一方、そのやり方は経験に基づく属人的なものになりがちだ。褒めるにしても慢心させて終わったり、叱るにしても意気消沈させてしまっては、成長の機会を奪うことになってしまう。カレイドソリューションズは、成長を促すフィードバックを身に付けるには「実践型」のゲームが向いているとして、「FB職人」を提供する。
FB職人は、職場のリーダーとメンバーの日常会話の場面を想定。参加者は役割になりきり、ロールプレイング型で会話していく。リーダーはメンバーの特性を勘案してフィードバックを行い、それが基準を満たすかが他のメンバーから判定される。
FB職人では、良い・悪いフィードバックのポイントを平易な内容でカード化。カードを基準にフィードバックの良し悪しを判定する。毎回異なる基準で判定されるため、初学者でも勘や経験に頼らない理論的なフィードバックを学べる。また、フィードバックをする側とされる側を上司と部下に限定していないので、先輩と後輩や、OJTのトレーナーとトレーニーなど幅広い立場の人が違和感なく参加できるという。
プレイの効果として、「悪い褒め」「叱り」から脱却できるほか、管理職であれば1on1や評価面談でのフィードバック力が高まると同社では述べている。
価格は5万円/1パッケージ。対応人数は3~4名/1パッケージで、使用するパッケージの数を増やすことでさらに大人数でプレイできる。