新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、企業は採用・選考活動のオンライン化を推進している。スタジアムが調査したところ、「来社を伴わないオンライン説明会(Web説明会)の活用」を検討している企業は全体の37.2%となり、最多の回答となったという。こうした状況を踏まえ、同社が従来から提供してきたオンライン面接で培ってきた通信管理技術を活用して、オンライン説明会の機能を開発した。
オンライン会社説明会は、プレゼンターの映像ライブ配信となる。最大1000名に対して配信可能(事前相談でそれ以上にもできる)。機能としては、プレゼンターのスライド共有(画面共有)、参加者からの質問を受け付けるためのチャット、当日参加者の出欠リスト抽出(名前、メールアドレス)、プレゼンテーションの録画と再生(4月中の提供予定)を備える。
3月18日から、先行してプレミアムプラン契約中の企業に限定して提供を開始。3月下旬には全てのプランの企業が利用できるようにする。
また、この新機能リリースに伴い、インタビューメーカーの料金プランを一部改定した。従来からのユーザー企業はそのままの料金で、オンライン説明会の機能を利用できる。
このほか、スタジアムは「リクナビ」を提供するリクルートキャリアと、会社説明会や面接のオンライン実施への切り替えを推進するため、業務提携契約を締結。リクナビに掲載中、および掲載予定の企業向けに10万円で販売され、9月末まで最大半年間利用できる。オンライン説明会・面接はリクナビ上で予約を受け付け、予約学生に参加専用URLを送付。学生はそのURLから別途ページを開き、オンライン説明会・面接に参加する流れとなる。