「ラフールサーベイ」は、通常のストレスチェックだけでは見えづらい心の状態を可視化することで、社員が安心して働ける職場環境をつくり、人材の定着と組織改善に寄与する。サービスローンチ1年で、社員数数名から1000名規模の企業まで、550社以上に導入されたという。
今回、ユーザーの意見・要望を参考に、ラフールサーベイに以下のような機能の追加・強化を行った。
- 偏差値機能に業種(業界)との比較
- 従来は全回答結果からのみ偏差値を表示していたが、ユーザーが選択した業種(業界)内での偏差値を表示できるようになった。同業他社との比較が容易となり、業種(業界)における自社の健全さを客観的に把握できる。
- オリジナル設問の追加
- 約3000社の従業員18万人以上のメンタルヘルスデータをベースに、大学・産業医・臨床心理士の知見を取り入れた独自の調査項目を従来のストレスチェック(57項目)に加えた。これにより、多角的な分析が可能となっている計141項目のサーベイに加えて、オリジナル設問を1問追加・作成できるようにした。従来の項目にない、担当者が社員に聞きたいことなどをフリーコメント形式で設定できるほか、サーベイ実施ごとにオリジナル設問の内容を変更することも可能。
- 分析結果をCSVとしてダウンロード可能
- 分析結果内の7つの指標から算出される数値データをCSV形式でダウンロード可能とした。結果が出た後の分析やチームへの報告、社内への共有などが容易で、課題への対策を検討しやすくなる。
なお現在、通常なら1企業20名までの「無料お試しプラン」を、10社限定で利用可能人数の制限を解放。テレワークによる生産性やストレスの状況を図る目的で利用してほしいと同社は述べている。