同調査は4月1日〜4月5日に実施。1299人から回答を得ている。
4月1日の調査時点で内定を得ている学生は全体の34.7%。先月(3月1日)の15.9%から1か月間で18.8ポイント増となった。前年同期26.4%を8.3ポイント上回る。新型コロナウイルス感染拡大の影響で就職活動の停滞が懸念されたが、むしろ加速している様子だ。
内定を得た企業の67.0%はインターンシップに参加した企業。ディスコは「イベント自粛要請で説明会の開催が制限される中、インターンシップなどでの早期接触学生の囲い込みが進んだと見られる」と分析している。
内定を取得した学生のうち、就職先を決めて就職活動を終えたのは4割弱。全体では1割程度で、大半の学生は就職活動を継続している。
1人当たりのエントリー社数は平均24.6社で、昨年同期の25.6社をやや下回った。ただ、エントリーシートを提出した社数は平均10.4社と昨年同期より1.0社上回っている。試験や面接を受けた社数も前年同期より増えており、ここでも就職活動(企業の採用活動)が加速している様子がうかがえる。
Webセミナーを視聴した学生は8割以上。昨年の6割ほどから大きく増えた。Webセミナーを視聴した社数も、昨年同期の7.3社から11.5社へ大幅に増加した。