ピープルマネジメントの中核を成す3つのイベント
――「言うは易く行うは難し」だと思いますが、御社のツール「Wistant」は優れたコーチであろうとする、つまりはピープルマネジメントに取り組もうとするマネージャーを支援する製品と考えてよいですか。
はい。我々は「目標設定・管理」「1on1」「フィードバック」をピープルマネジメントの核と定義付けているのですが(図3。図1も参照)、Wistantはマネージャーのスキルに頼らずこれら3つのイベントを効果的に実行できる仕組みを提供しています。
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そもそも、なぜこの「目標設定・管理」「1on1」「フィードバック」という3つのイベントが大切かというと、これらは仕事の中で「人と向き合う」イベントなんですね。これらを最適化していくことで、企業にピープルマネジメントを定着させることができます。
しかし、これら3つのイベントをただ実行すればよいわけではありません。従業員や組織にとって納得できるものでなければ、どのイベントもいずれ実施されなくなりますから、企業はそれぞれの組織に合わせて設計を行い、従業員への「サービス」としてイベントを提供する必要があります。Wistantは3つのイベントをより良いサービスとして実施することも支援します。
――3つのイベントは、図3にある順に進めるのですか。
最初に行うのは目標設定ですが、1on1とフィードバックは頻繁に繰り返すことになります。弊社の場合、目標設定は3か月に1度、1on1は2週間に1度、フィードバックに関しては月に一度の360度評価に加えて3か月に一度のパフォーマンス評価を行っています。ですから常に3つを順番に行うわけではありません。すべての企業がこの運用にする必要はなく、組織の成長ステージや課題に応じた最適な頻度があると思います。ただし、3つのイベントを高い頻度で実施することはとても重要です(図4)。
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- この記事の著者
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冨永 裕子(トミナガ ユウコ)
IT調査会社(ITR、IDC Japan)で、エンタープライズIT分野におけるソフトウエアの調査プロジェクトを担当する。その傍らITコンサルタントとして、ユーザー企業を対象としたITマネジメント領域を中心としたコンサルティングプロジェクトを経験。現在はフリーランスのITアナリスト兼ITコンサルタントとして活動中。ビ...
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市古 明典(HRzine編集長)(イチゴ アキノリ)
1972年愛知県生まれ。宝飾品会社の社員、辞書専門編集プロダクションの編集者を経て、2000年に株式会社翔泳社に入社。月刊DBマガジン(休刊)、IT系技術書・資格学習書の編集を担当後、2014年4月より開発者向けWebメディア「CodeZine」の編集に参加。その後、2017年7月にエンジニアの人事をテーマとする「...
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