大学生広告に特化した総合サイト「大学生広告ナビ」を運営するイオレは、「<withコロナ時代>大学生のSNS利用の変化」についてまとめたホワイトペーパーを公開した。
現在も、新型コロナウイルス感染症対策のため、全国で多くの大学が課外活動自粛措置やオンライン講義への切り替えなどの対策を講じている。このような状況下では、大学生向けの広告施策も、学生が日ごろよく目にする媒体へのシフトが求められる。
ホワイトペーパー「<withコロナ時代>大学生のSNS利用の変化」では、最新のアンケート結果を、2019年の結果と比較。新型コロナウイルス流行前後で、大学生のSNS利用がどう変化したかを分析している。調査期間は2020年9月14日~28日で、らくらく連絡網を利⽤している全国の⼤学⽣246名から回答を得た。
今回の調査によると、2⼈に1⼈の⼤学⽣が、1⽇に5時間以上スマホを利⽤していることが分かった。昨年の結果と⽐較すると、5時間以上スマホを使⽤する層は15.9ポイント増加し、外出⾃粛の影響が見られる。
また、1⽇に3時間以上SNSを利⽤する⼈の割合は、昨年から11.0ポイント増加。また、9割以上の⼤学⽣が1時間以上SNSに触れているという点も⾒逃せない結果となった。
さらに、8割以上の⼤学⽣がSNSの利⽤時間が増えたと回答。外出⾃粛の影響を受け、特に休⽇の⽇中などの⻑い時間をSNS利⽤に充てていることが分かった。
各SNSの利用頻度については、LINE >YouTube >Twitter>Instagram>TikTok>Facebookの順に利用頻度が高い傾向となった。
大学生の検索行動については、興味があることを調べるときはGoogle検索に次いでSNSでの検索が62.6%という結果に。また、就職活動においての企業探しもSNSを利用するという回答が21.1%だった。
SNSで就活情報の収集をする⼤学⽣の割合は、LINE、Instagram、YouTubeで増加していることが分かった。企業探しをSNSで⾏う⼤学⽣も5⼈に1⼈という結果から、今後の新卒採⽤情報は、SNSに出すのが効果的といえる。